汚れが落ちてうれしいけど恥ずかしい
何をするのかわからないまま私が乾いた布とアルカリ電解水を持ってくると、上司は掃除機を用意していました。すると上司は経血が付いた部分にアルカリ電解水を吹きかけ、乾いた布を当てて、その部分を掃除機で吸引し出したのです。
「え!? それで汚れが落ちるの!?」と思いましたが、「汚れが落ちてほしい」という期待と本当に汚れが落ちるのかという不安が混ざり、私は祈るような気持ちで見守っていました。
すると経血は乾いた布に吸収され、何回か同じことを繰り返すと経血の汚れはほとんど目立たなくなったのです!
上司は過去に同じような経験に出くわし、経血汚れの落とし方について知っていたようです。上司の神対応に助けられ感謝してもしつくせませんが、私としては恥ずかしい思いをしてしまいました。
男性に経血汚れを処理してもらうというインパクト大の経験は、10年以上経った今でも忘れることができません。
この経験をきっかけに、私は生理周期の管理をきちんとするように。生理周期の管理はもちろんのこと、定期的にトイレに行くなどして、同じ失敗をしないように気をつけています。
著者/曽根シキノ
作画/モリナガアメ
監修/助産師 REIKO
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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