星に願いを…七夕に子供たちが書いた、ちょっと笑える願い事あるあるエピソード

星に願いを…七夕に子供たちが書いた、ちょっと笑える願い事あるあるエピソード

7月7日は、織姫と彦星が年に1度会えるロマンティックな日「七夕」です。自宅や幼稚園・保育園の他にも、スーパーやコミュニティセンターなどあちこちで色とりどりの飾りが付いた笹飾りを見かけるようになりました。その中には、子供たちのさまざまな願いごとが書かれた短冊がぶら下げられていますが、思わず「クスッ」と笑ってしまうものもちらほら。そんな子供たちのほほ笑ましい願いごとエピソードを紹介します。

年に一度の七夕がやってくる

ジメジメとした梅雨の季節になりました。そんな憂鬱な気分を吹き飛ばすように、街中でキラキラとした飾りを見かけたママもいるのではないでしょうか。そう、七夕です。

七夕は数ある季節のイベントの中でも、とりわけロマンティックで夢のあるものですよね。筆者は、息子の幼稚園でも七夕の飾り付けが施されていて、きれいな飾りをみるとちょっとテンションが上がります。

ちょっと吹き出す子供たちの願いごと

七夕は、空に向かって伸びていく笹竹に願い事を託し、天に届きますようにとお願いするもの。色とりどりの笹飾りに混じり、子供たちもたくさんの願い事をこめた短冊をつるしていますね。

「さんりんしゃにのれますように」、「かけっこがはやくなりますように」なんてほほえましい願いごとの数々がありますが、中には「?」とちょっと笑える子供たちならではの願いごとも。今回は、筆者が見かけた「クスッ」と笑ってしまう願いごとのエピソードを紹介します。

〇〇になれますように

「おいしゃさんになれますように」、「およめさんになりたい」というように、大きくなったらなりたいものを願う短冊が多く見られます。親としてもその願いを大切にして、後押しをしてあげたいものです。

でも良く見てみると、「ドラえもんになってそらをとびたい」、「プリキュアにぜったいなる」、「トマトになりたい」といったアニメのキャラクターや、もはや人間ではないものになりたい系をけっこう見かけます。自分がそのものになりたいくらい大好きなんでしょうね。

子供としては真剣なのでしょうが、職業の類と違い頑張ってなれるものではないので何とアドバイスしてあげれば良いのやら…。「なれるといいね」としか言えないのがもどかしいですね。

サンタさんと間違えています

「はやく はしれる くつをください」「おにんぎょうを ください」などの「~になりたい」ではなく「~ください」系。一瞬見逃してしまいがちですが、完全にクリスマスと七夕が混ざってしまっていますよね。

次の日の朝、枕もとにプレゼントがないことに気がついてがっかりしないことを祈るばかりです。プレゼントはクリスマスまで待ってね。

母は複雑

「ママのりょうりがおいしくなりますように」

これは筆者も幼いころに書いた覚えのある願い事。純粋に「おいしいものが食べたい」という気持ちだけで、決して母の料理がまずいから書いたわけではありません。

でも自分が母となった今、子供がこれを書いているのをみると複雑です。今になって思います、「母、ごめん!」。

なぜそれが欲しい?

「ホクロがたくさんほしい」

なぜにホクロなんでしょう?パパやママにはたくさんあるのでしょうか?そしてそのたくさんあるホクロを「かっこいい」と感じているのかもしれませんね。

そういえば、わが息子も自分のホクロを探すのが大好きです。「ママと同じところにあるね」なんて笑顔で報告。そんな親が持っているものに憧れる年頃なのかもしれません。

きれいなママが好きだよね

「ママが おばあちゃんになりませんように」

わが子が書いていたら「オイッ!」とツッコミをいれたくなる願い事です。でもママは毎日大忙し。家族のために髪を振り乱し、自分のことは二の次。気が付くと白髪が…シミが…といったことで悲しんでいるママの姿をみているのでしょうか?

ちょっと胸が切なくなる思いもありますが、そのお願い事を叶えるべく、いつまでもきれいなママを目指しましょう!

パパに〇〇が…

「パパのあたまに けがはえますように」

ちょっと複雑な気持ちになりながらも、思わず笑ってしまいそうな願い事です。もしかしたら子供にとっては切実な願いなのかもしれません。親の容姿に関するものを願われると悩んでしまいます。

でも、申し訳ないですが想像するとやっぱりほほ笑ましいですね。

あなたは天使?

「みんなのねがいごとが あしたかなえれますように ぜったいあしたかなえれますように」

自分の願いは後回し。みんなの願いがかなうように一生懸命願いを託しています。なんてできた子供なのでしょう。

「宝くじで3億円当たりますように」。そんな願いごとをしてしまう私は、こちらの願いごとを見た後大人になって汚れてしまった自分の心を思わず恥じました…。

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