春を感じる!桜スイーツレシピ

第113回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ

関東でも、すでにつぼみを開き始めた桜もちらほら。せっかくなら、目だけでなく、口からも桜を楽しみたい! そんな、人にオススメの桜の塩漬けや桜パウダーなどを使った、桜スイーツレシピを紹介します。ティータイムやお花見、ピクニックに春らしいピンクのスイーツを用意して、春を満喫してみてはいかがでしょうか?

春を感じる!桜スイーツレシピ

●サクラサクサククッキー

進学や就職などが多いこの時期。プレゼントにもぴったりの桜咲くクッキーです。

材料はバター(100g)、砂糖(80〜90g)、桜パウダー(小さじ1杯)、卵(1個)、桜あん(50g)または桜シロップ(30cc)、小麦粉(300g)、ベーキングパウダー(小さじ2杯)。

1)バターをレンジで加熱し、マヨネーズ状にしたものに、粉類以外を加えて泡立て器でよく混ぜます。
2)粉類を加えてゴムべらでよく混ぜ、ラップの上に伸ばして冷凍庫で冷やします。
3)オーブンを180度に余熱しておく。
4)オーブンを予熱する間に、冷えた生地を型抜きをして、クッキングシートを敷いた天板に並べる。
5)160度に温度を下げ、5分を2回、140度で5分を2回焼いて庫内に放置し、しばらくしたら取り出して完成です。

大小のクッキー型を使ったり、プレーンの生地と組み合わせたりするのもオススメです。

●さくらゼリー

ローズバットパンというバラの形のケーキ型を使って、可愛いピンクの花のゼリーが作れるレシピ。リキュール入りで大人向けのレシピです。

材料(ローズバットパン1回分)は、アガー(15g)、砂糖(80g)、水(350cc)、桜リキュール(大さじ4杯)、桜の花の塩漬け(適量)。

1)桜の塩漬けを水が入ったボウルに付けて塩抜きします。
2)別のボウルにアガーと砂糖を入れて、よく混ぜます。
3)鍋に水を入れ沸騰させ、アガーと砂糖を混ぜた物を入れて完全に溶けるまでよく混ぜます。
4)桜リキュールを加えよく混ぜ、ローズバットパンに入れて、塩抜きした桜の花をそっと入れます。
5)型のまま冷蔵庫に入れ、冷えて固まったらできあがり!

アガーは寒天の一種で、動物性のゼラチンと違い、植物性のもの。食物繊維もたっぷりで、低エネルギー、型崩れしにくいという特徴があります。ゼラチンで作るよりもしっかりとした食感が楽しめます。

●ずっとふわふわ桜蒸しパン

時間がたってもふわふわの桜風味の蒸しパンです。

材料(7センチココット3個分)は、薄力粉(50g)、ベーキングパウダー(小さじ1/2杯)、砂糖(20g)、サラダ油(大さじ1杯)、牛乳(50cc)、食紅(適量)、白あん(小さじ3杯)、桜の花の塩漬け(6本)。

1)砂糖、サラダ油、牛乳を混ぜ、さらに薄力粉とベーキングパウダーを振りながら加え、よく混ぜます。
2)食紅を小さじ1/2杯の水で溶いて混ぜます。
3)塩抜きした桜の塩漬け3本をみじん切りにし、白あんに混ぜ、ココットに8号の紙カップを敷き、生地を少し入れ、白あんをのせます。
4)残りの生地を白あんの上にのせ、塩抜きしたさくらを飾り、強火で10分蒸せばできあがりです。

桜をイメージしたピンクだけでなく、食紅の代わりに抹茶を入れるのもGOOD。

キレイなピンクや桜の香りは、春ならではの魅力ですよね。桜は和・洋問わず、スイーツとの相性が抜群! ホットケーキなど、普段のレシピに少し足すだけでも、一気に季節感がアップします。桜スイーツを持って、近所の公園におでかけ。たまにはのんびり過ごしてみるのも、悪くありませんよ。
(文・姉崎マリオ/考務店)

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