「小脳梗塞」を予防する食材はみんなが知っているあの食材⁉医師が解説!

「小脳梗塞」を予防する食材はみんなが知っているあの食材⁉医師が解説!

小脳梗塞は後頭部にある小脳に発生した脳梗塞です。通常の脳梗塞とは異なる小脳梗塞ならではの症状も見られます。

こちらでは小脳梗塞の症状や治療法についてさまざまな質問にお答えしています。

突然発症する小脳梗塞ですが、早い段階で治療を行うことで後遺症も残さず完治が可能です。

治療法とともに効果的なリハビリの内容や予防法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

小脳梗塞の特徴や症状

指を立てる男性医師

小脳梗塞とはどのような病気ですか?

小脳梗塞は脳の小脳で発生する脳梗塞です。小脳は後頭部の下部にあり、体のバランスを保つ機能を司ります。

小脳の血管のうち、椎骨動脈が詰まり血液が充分に流れなくなることで発症します。

脳梗塞の中では発症頻度は比較的少なく、脳梗塞全体の2〜6%です。

前期高齢者がかかりやすく、どちらかというと男性に多いのが特徴です。

比較的かかりにくい疾病ですが、早期に発見し治療を行う必要があります。

どのようなことが原因で小脳梗塞になりますか?

小脳梗塞の発症原因としては生活習慣によるものが多く、脂質や糖質の多い食べ物の過剰摂取は、血流の妨げになり小脳梗塞を引き起こす大きな原因です。

アルコールの過剰摂取や喫煙習慣も血管を収縮させて血流悪化のもとになります。

これもまた小脳梗塞の原因となるのです。糖尿病や高血圧などの生活習慣病も血管を詰まらせるリスクを高めます。

また先天的に椎骨動脈が細い場合や狭まっている場合には、怪我などがきっかけで血管が詰まってしまうことがあります。

この場合にも小脳梗塞を引き起こすことがあるのです。これは比較的若い人に多いケースです。

症状について教えてください。

小脳は体のバランスを保つ役割を持っています。小脳梗塞によってバランス感覚や平衡感覚に支障をきたし、真直ぐに歩けない・ふらつきがあるなど運動障害を引き起こします。

その他、めまいや嘔吐が主な症状です。

しかし、これらの症状だけでは突発性の難聴と診断されることがあり、小脳梗塞と診断がつきにくい場合もあります。

また、小脳梗塞特有の症状として、麻痺は無く力も入るのに手足がうまく動かないことが挙げられます。

構音障害も症状のひとつですが、酔っぱらったような話し方になるため、障害が起きているとすぐに理解されないこともあるのです。

前兆はありますか?

小脳梗塞は突然起こることが多いのですが、小脳梗塞を含む脳梗塞の前兆と考えられる症状に一過性脳虚血発作があります。

一過性脳虚血発作の場合、血管が一時的に詰まっている状態で血栓が溶ければ自然に血流が戻り症状は消えます。

このため重要視されないことが多いのですが、この後脳梗塞になってしまうケースがあり、脳梗塞の前兆ともいえるのです。

一過性脳虚血発作の症状には次のような症状があります。

ろれつが回らなくなる

顔面麻痺

手足の痺れ

症状が改善されても15%〜20%の人が3ヶ月以内に脳梗塞を発症するといわれ、その半数は数日以内に発症しています。

放置せずにできるだけ早く医療機関を受診するようにしてください。

さらに小脳梗塞の場合、回転性のめまいやふらつきなどの運動障害が初期の症状としてあらわれる場合が多いので早急な受診が必要です。

小脳梗塞の検査方法や治療法

MRI室

どのような検査を行いますか?

小脳梗塞の検査には画像検査・血液検査・心電図・超音波などがあります。

画像検査には頭部CT検査と頭部MRI検査があります。

頭部CT検査は発症後すぐの小脳梗塞は発見しにくいのですが、脳梗塞と脳出血との区別を確認するために行う場合が多いです。

検査の結果脳梗塞が疑われる場合には頭部MRIが行われます。頭部MRIでは発症直後の脳梗塞が発見されやすいのです。

頭部MRIでは拡散強調画像・T1強調画像・T2強調画像が使われます。

また血液検査が行われるのは糖尿病・脂質異常症など小脳梗塞の原因のもととなる疾病の有無を確認するためです。

心臓の血栓が脳に送られることがあるため不整脈を確認する心電図や、首の頸動脈に狭窄がないか確認する超音波検査が行われることもあります。

治療法について教えてください。

小脳梗塞に限らず脳梗塞には早急な治療が必要になります。発症後4.5時間以内であればrtーPA(アルテプラーゼ静注血栓溶解療法)の薬物療法で血流を戻すことが推奨されます。

この療法は早いほど効果的です。

その後は脳の浮腫を防ぐためや血液の凝固を抑えるための薬剤を点滴し、ダメージを回復させます。

症状が落ち着けばリハビリが開始されますが、急性期の治療により後遺症を残さないケースが増えています。

リハビリはどのようなことを行いますか?

小脳梗塞のリハビリのポイントとしては運動失調を改善することが挙げられます。小脳は体のバランスなどの機能を担っていて、それは次の3つの要因から成り立っています。

筋出力のタイミング

筋肉の選択・組合せ

筋出力の程度

小脳梗塞ではこれらの要因が上手く調節できなくなり、余分な筋肉が動いてしまうなどの運動失調が発生します。

そのためこれらの機能を正常にし運動失調を改善するためのリハビリが重要です。それには小脳を意識したリハビリが必要となります。

細かく滑らかな動きに向けた運動イメージを持つ

運動イメージに沿った動きを行うように調整していく

小脳では、ゆっくりとした単純な運動から複雑な運動への展開が望ましいとされています。まずは肘の曲げ伸ばしなどの運動を行い、少し小さなものを持つなどの運動に移行させていくとよいでしょう。

単純な運動から徐々に複雑な運動へとステップアップしていくリハビリが推奨されます。

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