遅生まれ・早生まれがママ友トラブルに!?

第115回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
誕生日は自然に決まるものなので、選ぶことはできず、単なるタイミングの違い。しかし、「遅生まれ」「早生まれ」という言葉も存在これによって、ママ友とギクシャクしてしまうことも…。

遅生まれ・早生まれがママ友トラブルに!?

●早生まれを下にみるママ友…

遅生まれと早生まれの違いで悩むママの多くが気になるのは、体格差や発育速度のこと。学校においては4月2日~翌年の4月1日生まれが同じ学年になりますが、最大で1年の差異があるため、個人個人に差がでるのは当然のこと。しかし、園に通い始めると、言葉が話せるかどうか、手先の器用さで、「仕方ないことだけど、自分の子が劣っているように見えてしまう…」とコンプレックスに感じてしまうことも多いそう。さらに、追い打ちをかけるように「まだあまり上手に話せないんだね。早生まれ?」などと、ことあるごとに早生まれを憐れむような言い方をされることで、プレッシャーを感じるママも多いようです。

●遅生まれのママ友ならではの悩みも…

反対に遅生まれの子を持つママが苦労することも。成長のスピードは人それぞれ異なるため、遅生まれだからといって、なんでも早生まれの子に発育が勝るわけではありません。とくに4月生まれの子の場合、何かできた時は「みんなよりも成長が速いからね」、できなかった時には「みんなより早く生まれたのに」と、他のママ友たちから、なんでもできて当たり前と勘違いされることも多いのだとか。

●ママ友の言葉を真に受けない!

大人になってから「あの人は早生まれだから…」と感じることは、まったくと言っていいほどありませんよね? 「早生まれ」の子は、まだ幼いうちは発育の遅れが目立つことこそありますが、それも小学校低学年くらいまで。次第に気にならなくなるという意見も。実際、ネット上では、むしろ成長の早い子どもたちに囲まれて、自然に追いつこうとする姿勢が身につくというポジティブな考え方も散見されました。また、ママが「早生まれ」にコンプレックスを持ちすぎると、本来の子どものよさや成長に気づいてあげられなくなるという指摘の声も。ママ友の批判的な言葉も、気にし過ぎないのがコツのようです。

生まれのタイミングを心配するのも親心。しかし、気にしているのは、自分だけかもしれません。成長には個人差があります。周りやママ友のことよりも、子どもと向き合って、焦らずにゆっくりと見守りましょう。。
(文・明日陽樹/考務店)

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