●ママ友がいると心強い
ネットで小学校のママ友について調べると、「行事で孤立しないで済む・安心する」という意見が多い印象。小学校では、保護者参加型の行事がたくさんあります。子どもの成長を見られる運動会や授業参観ならまだいいのですが、バザーやゴミ拾いなどにひとりで参加することに苦痛を感じるママは意外にも多いのだとか。
●ママ友界にはボスママがいるっていうけど…
「ママ友=トラブル」と考えるママもいると思います。園ママ時代は、毎日の送迎や保護者主導の企画も多いので、ママ友と顔を合わせる機会も当然増えますよね。しかし、小学校に上がると、子どもたちが自立して行動することがほとんど。ママ友と会う回数も、園ママ時代に比べ、圧倒的に少なくなります。ネット上では、思っていたほどトラブルらしいことも起きなかったという意見が散見されました。しかし反対に、顔を合わせる機会が減ることで、「園ママ時代に親しかったママ友との交流が減ってしまった」と寂しく感じるママもいるようです。
●子どもの行動がママ友関係に反映?
ネット上で、小学校のママ友トラブルに関して多く見られたのは、「子どもの行動が原因のママ友トラブル」でした。小学校に入ると、子どもたちが勝手に遊ぶ約束することも増え、園の頃よりも子どもの行動を把握しにくくなります。「いつも遊びに来るのに一度もお礼がない」というママは意外に多いのだとか。このように自分が知らない間に、相手に失礼なことをしている可能性もあります。「どこで誰と遊んだの?」と子どもとのコミュニケーションを積極的にはかったり、「遊ぶ時の集合場所はどちらかの自宅で」などルールを決め、ママとの情報共有を密にしたりするのが有効です。
ママ友関係は付き合い方次第で、良くも悪くもなります。ママ友がいることのメリット・デメリットをしっかり理解して、より良い子育てライフにできるといいですね。
(文・明日陽樹/考務店)