【水色カーテンのお部屋コーディネート集】人気ブルーカラーでおしゃれインテリアに仕上げる方法をプロが解説!

【水色カーテンのお部屋コーディネート集】人気ブルーカラーでおしゃれインテリアに仕上げる方法をプロが解説!

※本記事の家具・コーディネートなどの画像を確認したい場合は、Hello Interiorホームページにてご確認ください。

水色のカーテンは、清潔感や開放感が溢れお部屋を爽やかに見せてくれます。取り入れてみたいけど「コーディネートが難しそう…」なんてイメージお持ちの方も多いのではないでしょうか?しかし、水色カーテンは明度やインテリアの中での分量を気をつければ、カジュアルな空間から重厚感のある空間まで、幅広く取り入れることができます。

そこで今回は、床や家具などのインテリアアイテムに水色カーテンをおしゃれに取り入れるポイントを交えつつ、水色の明度ごとのカーテンコーディネート例を紹介していきます。

水色のカーテンをおしゃれに取り入れるポイント

水色カーテンは遮光性が高い?

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水色は光を透過しやすい明るい色なので、基本的に遮光性が高くありません。しかし、遮光機能が追加されたものを選ぶことで遮光することはできます。

遮光性能には遮光率99.9%以上の1級から3級まであり、数字が小さいほど遮光性能が高くなります。寝室などできるだけ暗くしたいお部屋には遮光1級、朝日や西日の緩和には遮光2級・3級を選ぶと良いでしょう。

シアタールームなどで、より遮光性能が優れた水色カーテンが欲しい場合は、アクリル樹脂コーティングのものもおすすめです。アクリルコーティング生地に黒色樹脂を挟み込むことで、繊維の隙間を埋めているため、ほぼ100%遮光できます。ただし、コーティングによって生地が固くなり、カーテンらしいやわらかな風合いはなくなってしまうので、気になる方は一度実物をみてみましょう。

遮光機能がついているカーテンでも、白に近い色ほど明るく見えやすいです。さらに暗さを求めるのであれば、水色の中でも暗めの色を選びましょう。数値上は同じ遮光率のカーテンでも、生地の色味によって目で見て感じる明るさに違いがでます。

水色のカーテンが持つ、視覚効果とは?

水色は、寒色と沈静色の2つの性質を持っています。寒色としての水色は、青色に比べると心地のいい清涼感を与えてくれます。沈静色としての水色は、空や海をイメージさせるので、開放的な雰囲気を伴った癒し効果を与えてくれます。爽やかさと落ち着きを兼ね備えた親しみやすい色が水色です。

また水色と一言で言っても、明度次第で与える印象が大きく変わります。例えばロイヤルブルーのような明度の低い水色は、気品漂う荘厳な印象を与えます。

一方でティファニーブルーのような明度の高い水色は、明るく活発でカジュアルな印象を与えます。水色カーテンを取り入れたいお部屋の雰囲気に合わせて、水色の明度を使い分けるようにしてください。

水色カーテンの場合、床や壁紙、ラグの色はどうすべき?

見ているとどこか落ち着く水色は、明度や彩度の違いにより様々なバリエーションがあります。水色のカーテンを取り入れる場合、カーテンと壁紙、部屋の下方にある床とラグ、空間を2つにゾーニングして考えるようにしてください。そうすることで色合いがまとまりやすく、水色が持つ特質をしっかり活かすことができます。

明度や彩度の高い水色カーテンには、壁紙は白がおすすめです。鮮やかな水色ほど光が反射しやすく部屋全体に明るさを感じさせるので、壁紙を白にすると水色の明るさや鮮やかさを十分に引き立てることができます。

どうしても壁紙を白以外にする場合は、水色カーテンより彩度を抑えたイエローやグレーにする、もしくは白が入った柄物の水色壁紙がよく似合います。水色カーテンも彩度が高く、壁紙も彩度が高いとポップな印象がとても強くなります。また、床はナチュラルブラウンやホワイト系などが相性が良く、ラグもアイボリーやライトグレーなど柔らかな色合いにして部屋の下方をまとめると、優しい爽やかな印象に仕上がります。

明度や彩度の低い水色カーテンにも、壁紙は白がおすすめですが、ニュートラルカラーの壁紙にするとシックな雰囲気に。また、床やラグなど部屋の下方にある色は、水色カーテンより少し暗めの色にすることで、空間全体が重厚感のある落ち着いた佇まいを演出することができます。

例えば、床色はウォーナットのようなダークブラウン、ラグをグレーなどにすると、洗練されたシンプルモダンに仕上がります。全体が明度・彩度の低い色にすることで寒々しさや圧迫感が心配な場合は、壁紙を白にすると明るさを足すことができます。

水色カーテンの場合、家具の色で気をつける点は?

カーテンは光を取りこむという目立つ位置に、大きな面積で空間に存在します。水色のカーテンをメインカラーとしてお部屋に美しく調和させるには、ソファやベッド、椅子といった家具との色の組み合わせは、とても大切なポイントです。

オーク材のようなナチュラルブラウンの木製家具には、柔らかな水色のカーテンがよく映えます。メインカラーとして、水色のカーテンが大きな面積を占めても、あまり圧迫感を感じさせません。柔らかな水色と木目の風合いがマッチして、落ち着きと温かさを兼ね備えた空間に。

ファブリックやレザーの家具の場合、白やグレー、ベージュといったニュートラルカラーにすると穏やかな雰囲気になりますし、黒やグリーンといったコントラストが強い色にすると、クールで引き締まった雰囲気に仕上がります。

調和や対比を意識するだけで、コーディネートの幅が広がります。

人気カラーの水色カーテンを使ったコーディネートサンプル16選

王道水色のカーテンコーディネート 2選

モノトーンに合わせて華やかさをプラス

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明度の高い水色カーテンは、モノトーンベースの北欧モダンインテリアに華やかさを足してくれます。タックのないハトメカーテンはスマートでシンプルなフォルムなので、スタイリッシュに見せたいお部屋にぴったり。明るい色だけではなく、ポールやラックにブラックを入れることで空間にメリハリが生まれます。

くすみカラー×トリムでエレガントなリビングを実現

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くすみ感のある水色はクラシックな雰囲気によく合います。通常カーテンの丈は床から上げますが、あえてゆとりのある長さにすることでラグジュアリーな雰囲気が感じられます。また、サイドにつけたフリンジによって立体感やエレガントな印象もアップします。

ロイヤルブルーのカーテンコーディネート 5選

ニュートラルカラーでまとめたシンプルモダン

ロイヤルブルーの水色カーテンが、彩度を抑えたグレーの壁紙によく映えています。カーテンと壁紙は色のトーンが低めですが、ライトブラウンの床と白のラグで明るさをプラスしています。ラウンジチェアをベージュにして床やラグの色合いと調和することで、温かみのあるモダンな空間に仕上がっています。

寒色と暖色を組み合わせて作るコンテンポラリースタイル

ロイヤルブルーのカーテン、明度や彩度の異なる水色の家具をメインにした空間。寒色がメインカラーですが、彩度を抑えた暖色の壁紙や家具を足すことで寒々さが軽減されています。ロイヤルブルーが持つ厳かな印象を活かし、暖色カラーを合わせて洗練されたコンテンポラリースタイルに。

明度・彩度を抑えた水色カーテンでつくる北欧モダン

ナチュラルな木目の床が北欧の雰囲気漂わせる空間に、ロイヤルブルーの水色カーテンを合わせています。明度と彩度を抑えた落ち着いた色合いがナチュラルになりすぎず、シックな印象を与えてくれます。

また、ベロア素材のグレーソファやグレーラグと暗い色合いにすることで統一感があります。金属素材のカーテンレールや雑貨で空間にスパイスを効かせているのもポイントです。

補色と組み合わせて色が引き立つ上級コーディネートに

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シンプルなロイヤルブルーのカーテンに、補色であるオレンジのソファを合わせています。補色を組み合わせたコーディネートはお互いをより鮮やかに見せ、空間にメリハリを生み出します。他のインテリアは白でまとめて、見せたいアイテムを引き立てることで、コーディネートの完成度がアップします。

高貴なロイヤルブルーの色合いを活かして

格式高いクラシカルなフォルムの家具で揃えたトラディショナルスタイルの空間に、ロイヤルブルーの水色カーテンをコーディネート。ロイヤルブルーが持つ高貴な雰囲気がとてもマッチしています。

メインカラーは、グレー・ブルー・ダークブラウンと暗い色合いですが、彩度の抑えたイエローのベッドリネンがアクセントに入れて、部屋全体に明るさを加えています。

ティファニーブルーのカーテンコーディネート 2選

ティファニーブルー×白でつくる爽やかなリビング

ティファニーブルーと白をメインカラーにしたリビング。ティファニーブルーの水色カーテンが爽やかな雰囲気を出し、白の壁紙や家具で明るさを引き立てています。

床はライトグレーがかったホワイト系のフローリング、ラグはニュートラルなグリーンのラグと少しコントラストを付けて、空間全体がガーリーになりすぎないようにバランスを整えています。

水色×赤色で開放感と温かさを感じさせる

リビングの窓に、ティファニーブルーの水色カーテンをコーディネートしています。ソファやタッセル、クッションに赤色をアクセントに取り入れています。実は水色と赤色は相性抜群です。赤色はアクセントカラーとしてなので、分量が多過ぎず奇抜な雰囲気はなく、開放感と温かさを感じさせてくれます。クラシカルなエレガントさを演出したい時におすすめのコーディネート例です。

ターコイズブルーのカーテンコーディネート 3選

明度の差でゾーニングしてつくる北欧モダン空間

ターコイズブルーの水色カーテン・アクセントクロスが鮮やかな印象を与えるリビング。床色はブラウン、ラグはブラックカラー、ソファはダークグレーと、部屋の下方のアイテムはカーテンや壁紙よりも暗い色合いでまとめています。

そうすることで、温かみの中にスタイリッシュさを加え、上質な北欧モダンスタイルを演出しています。

ターコイズブルー×透け感で明るく落ち着きのある佇まいに

ダイニングやリビングのカーテンに寒色を使うことに抵抗がある方は、シアーやリネンといった透け感のある素材を使用した水色カーテンがおすすめです。緑がかっている水色カラーはシックな印象を与えつつ、絶妙な透け感が屋外の光をたっぷり取り入れてくれます。

ウォールナットと合わせてアジアンリゾート風に

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深みのあるターコイズブルーのカーテンが開放感と上品さを感じさせます。ターコイズはトルコ石とも呼ばれていて、エキゾチックな雰囲気があるのでアジアンインテリアによく合います。落ち着きのあるウォールナットや重心が低くてゆったりとした雰囲気のロータイプの家具を合わせると、ホテルラウンジのような高級感のあるくつろぎ空間を演出できます。

水色柄のカーテンコーディネート 2選

単色×格子柄を組み合わせた斬新なウィンドウトリートメント

モロッカンインテリアのリビングに水色カーテンをコーディネートしています。異国情緒あふれる家具に合わせて、カーテンも揃えることでリゾート感漂う雰囲気に。カーテンは単色にしてしまうとぼやっとしてしまいますが、格子柄を挟むことでエキゾチックな雰囲気を作ることができます。

ボタニカル柄も水色ならエレガントに仕上がる

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大きなボタニカル柄はリゾートインテリアにぴったりで、お部屋に非日常感をプラスしてくれます。大きな柄や派手な柄でも水色なら優しくて上品な印象になります。淡い色は上手く組み合わせないとぼんやりとした印象になりやすいですが、壁に濃い目の色を取り入れることでメリハリが生まれ、ぐっとおしゃれに仕上がります。

水色レースのカーテンコーディネート 2選

素材にこだわればお部屋の印象がランクアップ

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リネンの水色レースカーテンは柔らかな風合いと適度な透け感でお部屋を軽やかに彩ります。自然なシワ感があるワッシャー加工のものならナチュラルに、ハリのある質感のものなら上品に仕上がります。

シアー生地が織りなす爽やかな寝室

明度が異なる水色の縦ストライプ柄のカーテンが目を引く寝室です。明るい水色はカジュアルな印象が強くなりますが、ストライプ柄のグラデーションにすることでカジュアルさを抑えてくれます。またシアー生地が光に透けるので、光を取り込むだけではなく水色の爽やかさを存分に活かせます。

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