フラワーサイクルアンバサダー・宮川南奈さんに聞く。地域の歴史と思いが育むアップサイクル品2選【日本発サステナプロダクト】

フラワーサイクルアンバサダー・宮川南奈さんに聞く。地域の歴史と思いが育むアップサイクル品2選【日本発サステナプロダクト】

ロスフラワー(廃棄される花)を生まれ変わらせるフラワーサイクルアンバサダーとして活動中の宮川南奈さん。廃棄されるものに新たなアイデアや価値感で別のものへと進化させる、アップサイクルアイテムに注目しているそう。全国のハギレを奈良県で再生させた服”HAREGI”は着るだけでその地を思い出せ、神奈川県の海の廃棄物から作る雑貨”buoy”も、海を訪れるだけでなく、守る気持ちも育ててくれる。地域の歴史や思い出が詰まった、物語があるアイテムを教えてもらった。

宮川さんが推す、地域の歴史や文化を継承するアップサイクルアイテム2選

【奈良県】”HAREGI”のアップサイクルな服で、ハギレが晴れ着に生まれ変わる!

ハギレで生まれ変わった、HAREGI捨てないTシャツ7040円

洋服の生産過程で出る残布のハギレを捨てずに、T シャツのデザインの一部に活用したアップサイクル商品。この”HAREGI”は、環境負荷の少ない持続可能な服作りを目指す日本のブランド。インド刺繍のハギレのほか、広島県、岐阜県、奈良県など日本中から集め、それを使ってデザイナーの伊達文香さんが奈良県でデザイン・制作。「本来廃棄されるものから新しい価値が生まれるのが素敵です。賛同した複数のブランドが提供したハギレを使うから、世界にひとつの特別な1枚に。家族も友人も愛用中です」(宮川さん)。

HAREGI(ハレギ)

電話/080-5324-2847
住所/奈良県五條市二見5-7-1

関連記事: