名古屋商科大学で、「2022年度ケースメソッド研修会」を初開催

名古屋商科大学の日進キャンパスにて、「2022年度ケースメソッド研修会」が7月27日(水)に開催された。同大学では、世界標準のリーダー育成を提供すべく、学部および大学院の全ての授業において教授法の中核にケースメソッドを据えて「参加者中心型の教育」を実現している。

名古屋商科大学

名古屋商科大学は、1953年の創立以来、世界標準の経営教育を追求して国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得。現在は5学部10学科2研究科を設置し、世界61カ国154校の提携校と交換留学や国際ボランティアなどを積極的に実施。ビジネススクール(経営大学院)は、世界QSランキングにおいて5年連続で国内第1位を獲得し(2022年)、Times Higher Education rankingの2022年度日本版において、国際性の分野で東海北陸地区で第1位、国内では第16位にランクインしている。

ケースメソッド

ケースメソッドとは、1921年にハーバード・ビジネス・スクールで誕生し、世界中の高等教育機関において採用されている教授法だ。ケースメソッドによる学修は、ケースと呼ばれる教材に登場する主人公のおかれた複雑な状況を主体的に考察しながら、意思決定に関する追体験を行う「探究型学修」となる。

ケースそのものを学ぶのではなく、ケースと自分との関係性の意味付けを繰り返し内省することで、リーダーとしての姿勢を高めることを目標とした教授法だ。

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