7分調理で夏バテ対策!梅マヨサラダうどん【齋藤菜々子さん考案】

7分調理で夏バテ対策!梅マヨサラダうどん【齋藤菜々子さん考案】

人気料理家が毎回1つ、料理をする気分じゃないときも手軽に作れるがんばらないごはんを提案するリレー連載。初回の今回は、おうち薬膳で人気の料理家・齋藤菜々子さんが、夏バテ対策としてもおすすめという簡単「梅マヨサラダうどん」のレシピを紹介します。

今回、がんばらないごはんをご紹介するのは…

料理家・国際中医薬膳師/齋藤菜々子

IT企業勤務時に、心身の健康につながる食事の大切さに気付き料理の道へ。食材や調理法に制限のない薬膳に魅了され、日本の薬膳師における最高位資格・国際中医薬膳師を取得。自宅でも実践できる「おうち薬膳」を広めるべく、書籍・雑誌・企業へ身近な食材で作れる薬膳レシピを提案している。代表著書は『基本調味料で作る体にいいスープ』 (主婦と生活社)

こんにちは。料理家の齋藤菜々子です。
猛暑が続く今日この頃、料理をする気分になれない日も少なくないのでは?

そんなときでも手軽においしく作れるがんばらないごはんを提案するリレー連載、第1回は私の「梅マヨサラダうどん」のレシピをご紹介します。

梅干しを加えることでさっぱりとした味に仕上がるこのうどん、食欲がないときでも食べやすくて、塩分も補給でき、夏バテ対策としてもおすすめです。梅×マヨネーズの組み合わせは、梅の酸味もまろやかになり、食べ応えも増すのでお子さまにも喜ばれますよ。

在宅での仕事が続く方も多いと思いますが、忙しい日、暑い日でも作りやすいレシピです。冷凍うどんは保存がきき、レンジでも調理できるので、暑い日の料理にはまさにぴったり。私も冷凍庫に常備しています。

梅マヨサラダうどんのレシピ

調理時間:7分

今回のレシピは、レンジのみで火を使わずに作るので、料理をしてもキッチンも暑くなりません。また、包丁を使った作業もごくわずかなので、下ごしらえもとっても簡単です。

材料(1人分)

・冷凍うどん……1玉
・ツナ缶……1/2缶
・梅干し(塩分8%を使用)……1個
・お好みのサラダ野菜(今回はフリルレタス、スプラウト、ミニトマトを使用)……適量
a. マヨネーズ……大さじ1杯
a. しょうゆ……小さじ1/2杯
a. ごま油……小さじ1/2杯

調理のコツ・ポイント

以下ではフリルレタス、スプラウト、ミニトマトを使用していますが、サラダ野菜は水菜やレタス、青じそ、薄切り玉ねぎなどでもよく合います。また、ちょうど良い野菜がなければうどんだけで作ってもおいしいです。

私は葉物野菜を買ったら水にさらしてパリッとさせ、水気をスピナーでよく切り、濡らしてしぼったペーパーとともに保存容器に入れておきます(下ごしらえの画像参照)。そうすると鮮度を保ちやすく、盛り付けるだけ、のせるだけで必要なときにすぐサラダが作れます。

和え麺を作るときは、麺の水気をしっかりと切ることで味がぼけにくくなります。梅干しの大きさや塩分によって、しょうゆの量を味をみて調整してください。

下ごしらえ

・サラダ野菜を食べやすい大きさにちぎる
・トマトはお好みで半分に切る
・梅干しは種をのぞいてたたく
・ツナ缶の汁を切る

作り方

1. うどんをレンジで解凍する

冷凍うどんを袋のまま耐熱ボウルに入れ、袋の表示通りにやわらかくなるまで解凍します。

2. うどんを冷水で締める

うどんを冷水でよく締め(水がぬるい場合は氷水などを使ってください)、ざるにあげて水気をよく切ります。

3. 和えて、盛り付ける

ボウルにうどん、ツナ、梅干し、(a)を合わせてよく混ぜます。
器に盛り付け、サラダ野菜を添えたら完成です。