「ちょっと汚いけど気にしないで」ちょっと…だと!?彼の部屋で見た衝撃の光景に…

「ちょっと汚いけど気にしないで」ちょっと…だと!?彼の部屋で見た衝撃の光景に…

夫と付き合い始めたころのお話です。何度目かのデート後、彼の部屋で映画を見ることになりました。玄関前に着くと、彼が「ちょっと汚いけど、気にしないでね」と笑いながらひと言。扉を開けてパッと目に入った玄関や廊下は、少し荷物が多いかなくらいだったものの、廊下の先に広がっていたのは……。


「ちょっと汚いけど気にしないで」ちょっと…だと!?彼の部屋で見た衝撃の光景に…

どこを歩けばいいの?

リビングに入ろうとした瞬間、あまりの光景に衝撃を受けました。部屋の端には書籍や書類が積み重なったいくつもの山。雪崩を起こした様子のものも複数あり、床一面が、それらで埋め尽くされていました。そして、空になったお弁当やペットボトルが部屋の端にずらっと一列に並んでいたのです。


彼は慣れた様子で、荷物の間を軽快に移動し、ソファーのほうへ。早くおいでと促されましたが、私は回れ右をして彼の家から飛び出したい衝動に駆られました。


部屋に入ろうとしない私を見て、彼は「ここに足を置いて、次はこっちに足を持って来て」と移動方法をレクチャー。私は心の中で悲鳴をあげながら、言われる通りに足を進めました。

意外にも水回りはきれい

彼と映画を見ながら、ソファーの上から一歩も動けずにいた私。しかし、困ったことにトイレに行きたくなってしまいました。この部屋の状態から考えると、水回りも悲惨だろうとしばらく我慢していたものの、ついに限界に。


彼の家は、住宅街の一角にあるマンションで、近くにコンビニなどもなく、トイレをお借りできそうな場所はありません。諦めた私は、彼の部屋のトイレを借りることに。見たくないものが少しでも視界に入らないよう薄目にして向かいました。


すると……トイレの中は意外ときれい! 洗面所もきれい! 驚きと喜びで、リビングに戻り私が「水回り、きれいにしているね!」と言うと、彼は「不潔なのは嫌いなんだ」と誇らしげ。


「だったらリビングの惨状はどういうこと!?」とツッコみたい気持ちは我慢して、一緒に映画ることにしました。

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