のんさんが特別ゲスト!旧松尾鉱山新中和処理施設40周年記念シンポジウムが開催

「JOGMEC」は、9月13日(火)、岩手県盛岡市において「旧松尾鉱山新中和処理施設40周年記念シンポジウム」を開催、参加者の申込受付を8月8日(月)から開始した。

40周年記念シンポジウム

岩手県八幡平市にある「旧松尾鉱山新中和処理施設」は、岩手県から委託されて「JOGMEC」が運営管理を行っているが、1982年の運転開始以来、無事故運転を継続し、3月に40年を迎えた。これを記念し、シンポジウム「北上川から、環境新時代を考える~明るい未来へとつながる、SDGs・カーボンニュートラルの時代へ~」を“岩手県民情報交流センター(アイーナ)「小田島組☆ほ~る」”およびオンラインにて開催する。

「死の川」と呼ばれ大きな社会問題に

北上川は、冬には白鳥が飛来し、秋には鮭が遡上する東北地方を代表する河川のひとつだが、1932(昭和7)年頃より松尾鉱山から流出する強酸性水の問題が顕在化し、対策が不十分であったため茶色く濁り、「死の川」と呼ばれ大きな社会問題になった。

これを現在の美しい清流に戻したのが「旧松尾鉱山新中和処理施設」であり、北上川流域100万人の自然環境を保全する重要な施設となっている。

同シンポジウムは、この北上川の清流化の取り組みを契機に我が国の鉱害防止事業の取り組みへの一層の理解を深めることを目的としている。

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