読者レポーター@niku_himeさんの「青山まんぷく」実食レポート
8月29日は「焼き肉の日」ということで、8月は焼肉が食べたくなりますよね!
そこで、厳選された黒毛和牛をいただける焼肉屋「青山まんぷく」で絶品焼肉を体験してきました。
こちらの名物は「ネギタン塩」。焼肉好きの中では名の知れたメニューなので、とっても楽しみです。
外観の印象は落ち着いた和の雰囲気で、期待が高まります。
外観同様に落ち着いた店内は、全席掘りごたつ。
脚を伸ばして座れるのは嬉しいですよね。
無煙ロースターなので、においを気にせずお食事を楽しむことができるのもポイント。
まずはユッケから。ユッケといえば卵黄に絡めていただくのが一般的ですが、ネギ塩味の珍しいスタイル。
なんでも、ネギタン塩で使ってるネギを混ぜてあるのだとか。
塩胡椒が効いたスパイシーなお味が後を引くおいしさです。そして、ネギとユッケの相性ってこんなに抜群なのだと初めて知りました。
一口目はそのままで、二口目は韓国海苔に巻いて。海苔の旨味が加わっておいしさアップです。
一緒にお皿にのっているのは黒毛和牛の握り。生わさびをたっぷりのせてぱくり。お肉のまろやかさとツーンとしない生わさびならではの爽やかさが最高!
まんぷくさんは、ネギタン塩発祥のお店で70年以上の歴史があるのだとか。
青山店のほか六本木ヒルズ店、二子玉川店があり、すべての店舗でこの名物がいただけます。
ネギは包丁で丁寧にカットすることで水分が出ず、タンにぴたっと密着して落ちにくくなるとのこと。さらに落ちにくくするためにタンにネギを叩きつけているそうで、職人さんのこだわりを感じます。
焼き方のコツも伺いました。まずはネギを落とさないようお皿から滑らせるように網へ。しっかり焼けて縮んできたら一度だけひっくり返して、ネギがのっている面も軽く15秒程度あぶります。手切りのネギ、確かに落ちにくい!
味はしっかりついているので何もつけずに食べるのがおすすめ。
お肉がサクッと柔らかく、スパイスが効いててクセになる味付けでとっても美味! ユッケと同じネギ塩なのですが、焼くことでネギの甘味が増してまったく別物として楽しめます。
コースの最後に再オーダーする方が多発するほどの中毒性とのことで、その気持ち、わかります。
ザブトンの炙り焼きはいわゆる焼きすきで、こちらもおすすめしたい逸品です。
お肉、卵黄、一口ライスの3点セットは運ばれてきた時点で歓声を上げてしまったほど大好物。
まずは、網を撫でるようにしてザブトンをササッと焼いていきます。焼き過ぎに注意ですよ!
お肉を卵黄にたっぷり絡めて一口ライスをお肉で巻いて…口に入れると甘じょっぱいタレが卵黄によってマイルドな味わいに。なんといってもライスがいい仕事をしてくれています。
お肉はなめらかな舌触りで、いつまでも口の中に入れておきたいと思ってしまうほどおいしかったです。
今回、箸休めにぴったりだったのが前菜で登場した長芋のナムルとレンコンのナムル。特に長芋のナムルが珍しくてお気に入りです。
シャクシャクした歯触りとみずみずしさが印象的でした。
旬の素材を使ったナムルということで、季節ごとに内容が変わるのだとか。和食の要素を取り入れた焼肉屋さんらしい細やかなメニュー構成ですね。
特撰和牛3種盛りは、その日によっておすすめの部位が提供されます。本日の部位はサシと赤身のバランスがいいトモサンカクとカイノミ、赤身のカメノコが登場。
カメノコはしっかり焼いてしまうと固くなるので、レアめで食べるのがおすすめです。
さすがはプロの目利きが厳選したお肉たち、霜降りはさらりと食べられるし赤身はしっとり柔らか!
1枚目はそのままお肉を味わい、2枚目は味噌をのせてサンチュで巻いていただきます。味噌がいい仕事してます。
この中で私のいちおしは、カイノミ。唇で噛めるほど柔らかく、口の中で繊維が解けていくのです。肉の味もしっかりしているので味噌に負けません。
それぞれ2枚ずつでかなりのボリュームだったのですが、ぺろりと完食。
配信: OZmall