手軽にしっかり栄養補給!和風カレーチキンのせサラダそば【森望(nozomi)さん考案】

手軽にしっかり栄養補給!和風カレーチキンのせサラダそば【森望(nozomi)さん考案】

人気料理家が毎回1つ、料理をする気分じゃないときも手軽に作れるがんばらないごはんを提案するリレー連載。第4回は、レシピサイト「つくおき」を運営する料理研究家の森 望(nozomi)さんが、ひと品で野菜と肉をバランスよく食べられる「和風カレーチキンのせサラダそば」のレシピをご紹介。

今回、がんばらないごはんをご紹介するのは…

サイト企画運営ディレクター/料理研究家 森 望(nozomi)
大阪府出身、神奈川県在住。夫と子ども2人の4人暮らし。レシピサイトつくおきの運営/管理および、レシピ開発や料理の撮影などを担当している。作り置き、簡単おかずを中心としたレシピは「簡単でおいしい」「分かりやすい」と、幅広い年代のユーザーから好評。企業や地場野菜とのコラボーレーションによるレシピ開発なども手掛ける。


つくおき | 作り置き・簡単レシピサイト

こんにちは。料理研究家の森 望(nozomi)です。

夏のお昼ごはんはざるそばに頼りがちなわが家ですが、ひと品でバランスよく食べたいと思い、野菜もお肉も食べられる料理を考えてみました。

ほんのりスパイシーなカレー味のチキンはそばとも相性がよく、食欲が落ちる暑い日でも食べやすくておすすめです。

和風カレーチキンのせサラダそばのレシピ

調理時間:15分(チキンの加熱時間を除く)

チキンは鍋に入れてほったらかしにするだけで手間いらず。そのうえ、作り置きもできるおかずです。チキンさえ作り置きしておけば、あとはそばをゆでて、野菜を足すだけでできるので、むずかしくありません。

材料(2人分)

・鶏むね肉……1枚(約250g)
・そば(チルドタイプ)……2人前
・アスパラガス……1束(約100g)
・サニーレタス……4枚
・ミニトマト……6個
a. めんつゆ(3倍濃厚)……大さじ1と1/2杯
a. 塩麹……大さじ1/2杯
a. カレー粉……小さじ1と1/2杯
b. 水……300cc
b. めんつゆ(3倍濃厚)……100cc

調理のコツ・ポイント

レシピにはサニーレタスを選びましたが、複数の野菜が入ったレタスミックスサラダやカット野菜を使うと、手軽に野菜の品目を増やし、見た目も豪華にできます。

アスパラは電子レンジで加熱してもおいしい野菜で、一緒に食べたときに食感の変化が生まれ、見栄えもよいため使用しました。そばは、水でほぐすだけで食べられるチルドタイプの麺を使いましたが、乾麺を使ってもOKです。

作り方

1. 鶏肉を下味に漬ける

鶏肉は皮と余分な脂を取り除きます。耐熱性のポリ袋に(a)を入れ、袋の上から手でもんでよく混ぜます。鶏肉を入れ、まんべんなくもみ込み、なるべく空気を抜いて口を閉じます。

時間に余裕があるなら30分〜ひと晩漬けるようにすると、しっかりと下味がつきます。

2. 鶏肉を加熱する

大きめの鍋にたっぷりの湯(2L)を沸かし、沸騰したら火を止めます。ポリ袋ごと鍋に入れ、ふたをして30分ほどほうっておきます。30分たったら鍋から取り出して、粗熱を取ります。

チキンはこの状態で作り置き可能。冷蔵保存5日が目安です。

3. 野菜の下ごしらえをする

アスパラガスは根元を折り、根元近くの固い皮をむき、4cm幅に切ります。耐熱皿にアスパラガスを並べ、塩少々(分量外)をふり、ふわりとラップをして、電子レンジ(500w)で1分30秒~2分ほど加熱します。

レタスは洗い、ちぎって水気を切ります。
ミニトマトはヘタを取り、半分に切ります。

4. そばを冷水でほぐす

そばを冷水でほぐし、水気を切ります。

5. 盛り付ける

器にそば、レタス、アスパラガス、ミニトマト、薄く切ったチキンをのせます。チキンの漬け汁をスプーン3〜4杯ずつと、混ぜ合わせた(b)をかけたら完成です。

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