
●小さい子どもでも夫婦喧嘩はわかる?
まだ言葉もわからないくらいの小さな子どもでも、親の喧嘩を理解することができるのでしょうか? 答えはYESです。子どもの感性は大人よりも敏感であるといわれています。喧嘩が始まる前の両親の不機嫌な顔を見ただけでも、色々なことを察知するそうです。そして両親の仲が悪いと、子どもは自分自身を否定されているような感覚に陥り、どんどん不安を抱えこんでしまうことも…。
●子どもを不安にさせないために
喧嘩をしているパパとママの間を取り持とうと、赤ちゃんが2人におもちゃを持っていって、ニコッと微笑むという行動。これは何もわからずに、遊んでほしいからやるのではありません。本能的に、両親の関係を修復しようと努力してくれているためなのだとか。しかし、その努力の甲斐なく、夫婦の雰囲気が悪くなると、子どもの成長や発達のマイナス要因となってしまうことも。さらに、子どもに影響しやすいのは、「夫から妻への愛情」よりも、「妻から夫への愛情の深さ」だそう。子どもとの会話のなかで「パパにも今度、これ見せてあげようね」などとパパの存在をアピールし、ママが「パパを頼りにしていること」、「ママがパパを愛していること」、そして「パパが子どもを愛していること」を、ママからたくさん子どもに伝えてあげましょう。
●夫婦円満に子育てをするために
子どもには無償の愛を捧げられても、パパにはそうはいかないのが難しいところ。まずは自分のストレスを溜めないために、適度な息抜きやお買い物などで、ストレスを発散することが大切です。思い切って、たまには家事を怠けてみるのもいいかもしれません。ただこれだけだと、家事を手抜きした影響がパパに…。そこで重要なのは、「パパを褒めること」だそう。つらいときは素直にパパに頼って、もしパパが何か手伝ってくれたら、「ありがとう」「ごめんね」など、労いや感謝の言葉をかけたり、「この味付けちょうどいい!」「リビングがキレイになってる!」と褒めたりするのが◎。本人の前で言うのが恥ずかしければ、パパとつながっているSNSに投稿するのでも構いません。どこかでパパは見ていて、きっと喜んでいるはず。そういった積み重ねがあれば、自然とパパもママの期待に応えてくれ、育児に協力的になってくれるかもしれませんね。
小さな赤ちゃんがいる家庭は、どうしても夫婦喧嘩も多くなりがち。しかし子どもの成長に悪影響があると聞いたら、なんとかしたいもの。赤ちゃんだけでなく、家のなかの空気がどんよりしているのはパパやママにとっても、居心地のいいものではありませんよね。家族仲良く、いつも笑顔がいっぱいの家庭を目指しましょう!
(文・姉崎マリオ/考務店)
ケンカや謝罪に関する商品です!

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