●マイカーの車種でママ友格付け
自分から「車買ったのよ」とアピールしなくても、駐車場に停まっているのをみたり、街で偶然みかけたり、いつの間にかママ友たちに知られているもの。「車買ったの?」「素敵な車ね!」などの言葉をきっかけに、探り合いが始まるのだとか。なかには、その場で検索をかけて、値段を調べるママ友もいるそう。高級車に乗れば「ご主人の職業は?」と探られ、中古車や比較的お手頃価格の車に乗れば「ウチのよりは安いわね」と見下され…。車は趣味や用途によって、選ぶものも変わってきます。そんなとこまで格付けしなくても…と思いますが、これが現状。車の購入を躊躇するママも少なくないようです。
●送迎はママ友トラブルになりやすい?
ママ友との付き合いで、目的地が同じときや社交辞令として「乗っていく?」と言わなければいけないときもあるでしょう。しかし一度乗せると味をしめるママ友もいるので、ご注意を!
ネット上では、「ついででしょ?」と図々しく乗り込んでくるママ友の話や子どもが同じ習い事のママ友に、一度乗せたら当然のように毎回頼まれるといった話が散見されます。たとえ運転が得意なママでも、他人を乗せるのはかなりのプレッシャー。なかには「●●まで乗せてくれない?」と、まるでタクシーのように扱うママ友もいるというから驚き! 「あなたの足代わりではない!」という怒りと同時に、もしも何かあったら…と事故や非常時の対応に悩むママは意外に多いようです。
●ママ友たちとの小旅行
子どもたちも一緒に連れて、ちょっと遠くへおでかけすることもあるでしょう。しかし、ママ友全員が免許を持っているとは限りません。ずっと同じ人が運転していたり、ガソリン代や高速代など金銭問題でもめたりというトラブルもあるようです。とくに仲がいいママ友だと忘れてしまいがちですが、一般的には車を出してくれたママ友、運転してくれたママ友はカウントせず、同乗したママ友たちで折半して支払うのがマナー。あらかじめ全員で割り勘と決めているなら、コーヒーや片手で食べられる軽食などを持っていき、お礼の気持ちを表すことが大切です。
仲良しのママ友といえど、お礼や気遣いは忘れてはいけません。自分がされるだけでなく、気づかないうちに誰かに不快に思われているかもしれませんよ。「ついでだから乗っていきなよ!」という言葉。よく聞く言葉ですが、好意に甘えるばかりでは、ママ友との関係が崩れてしまうこともあるのです。
(文・明日陽樹/考務店)