ヘンリー王子、「偽善者すぎ」「もうめちゃくちゃ」と大炎上! メーガン夫人の新番組も不評


「気候変動って理解してる?」と揶揄されたヘンリー王子(写真/Getty Imagesより)

 今年7月、国連で行ったスピーチで「気候変動が世界中に大惨事を引き起こしている」と警告したところ、「プライベートジェットに乗っているくせに」とネット上で叩かれたヘンリー王子だが、先週、チャリティーイベントに参加するため、またもや同機を利用していたことが判明。

 目的地に到着後、迎えの車が来るまでプライベートジェットを30分もアイドリングさせて待っていたと報じられ、「これ以上、気候変動を語るな」と大炎上している。



 8月25日にコロラド州のアスペンで開催された「ISPS Handa Polo Cup」に出席し、お得意のポロを披露したヘンリー王子。このイベントは、貧困やHIV/エイズに苦しむ南アフリカの子どもたちや若者を支援するためのチャリティ・ポロ・イベント。ヘンリー王子が、アフリカのレソト王室のセーイソ王子と共に2006年に立ち上げた慈善団体が主催したもので、昨年は350万ドル(約4億8,000万円)もの寄付金を集めた。



 英大手タブロイド紙「デイリー・メール」によると、ヘンリー王子はこのイベントに出席するため、カリフォルニア州サンタバーバラにある邸宅から、アウディの電気自動車で近くの飛行場に向かい、900万ドル(約12億4,800万円)する高級プライベートジェット機ボンバルディア チャレンジャー600に搭乗。

 目的地の飛行場に到着してからは、ポロの荷物を積んだ車が到着するまでの30分もの間、快適な空調を効かせたアイドリング状態の機内で待っていた。なお、その迎えの車も二酸化炭素を大量に排出する、ガソリン仕様のレンジローバーだった。



 問題のプライベートジェットは、ヘンリー王子の友人で、家族ぐるみでチャールズス皇太子やウィリアム王子とも交流のある、趣味がポロだというアメリカ人実業家マーク・ガンジーが所有するもの。米「Foxニュース」によると、乗ることが決まっていたほかの出席者が王子を誘って同乗したらしく、帰路は民間航空機を利用していたと伝えている。



 6月に家族を連れてプラチナ・ジュビリーに出席するためイギリスに一時帰国した際にも、プライベートジェットを利用したヘンリー王子。アメリカのサンタバーバラ空港からイギリスのファーンボロー空港まで移動する間、プライベート・ジェットから排出される二酸化炭素の量は実に60トンにも上るという。

 パリ協定は、一人当たりの二酸化炭素排出量を年間2.1トン以下にすべきだとしているが、ヘンリー王子一家が今年排出した二酸化炭素の量はすでに72トンだと「デイリー・メール」は批判的に伝えている。



 この報道に、ネット上は「プライベートジェットに乗るなとは言わないから、これ以上気候変動を語るな」「偽善者すぎて嫌気が差す」「自分ができないことを他人に押し付けるな」と大炎上。

 「そもそも気候変動とは何かを理解してないんじゃないか」「電気自動車に乗ったかと思えば、燃費の悪い車で移動するとか、もうめちゃくちゃ」「庶民の何百倍もの二酸化炭素を排出しまくっている上流階級セレブには、ぜひ炭素税を支払っていただきたい」といった意見なども飛び出すなど、お祭り騒ぎとなっている。

 気候変動を訴える割には、タクシーに乗るような感覚でプライベートジェットに乗る──と、批判を受けてきたヘンリー王子は、「セキュリティのためなどやむを得ない理由でプライベートジェットを利用することはあるが、これまでの人生では99%民間航空機を利用している」「自分が排出した二酸化炭素排出量は必ず相殺してゼロになるように努めている」と主張。

 セルフブランディングがうまくいっておらず、ファンも離れつつあるようで、「夫妻の子どもたちもバッシングの的になりそうで気の毒」だと心配する声も上がっている。



 一方、20年に番組制作の契約をした動画配信サービスのNetflixや音楽ストリーミングサービスのSpotifyを使って、“新たなロイヤルブランド”を確立しようと奮闘中のヘンリー王子とメーガン夫人。

 8月23日には、メーガン夫人が単独で司会を務めるSpotifyの新作ポッドキャスト番組『Archetypes』がスタートし、「最も聞かれたポッドキャスト番組」になったと報じられた。

 しかし、ネット上では「ゲストにしゃべる隙を与えない自分語り番組」「王室には短期間しかいなかったのに、王室への文句の量がすごい」などと不評を買っているようだ。「ナンバーワンだとか報道しているけど、みんな笑いのネタにするために聞いているだけ」といった失笑も広がっている。



 ヘンリー王子夫妻は、9月に英国マンチェスターで開催される次世代リーダー・グローバル・サミット「One Young World Summit」や、ドイツで開催されるインヴィクタスゲームの大会「One Year to Go」に出席すると発表しているが、どのような移動手段を使うのかに注目が集まっている。

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サイゾーウーマン
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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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