婚約破棄したい|トラブルなく婚約破棄をする方法

婚約破棄したい|トラブルなく婚約破棄をする方法

7、迷うなら結婚はストップ!婚約破棄より離婚の方が重い

本記事をここまでお読みになられても、婚約破棄をした方がよいのかどうかで迷われている方は多いことと思います。

一般論としてですが、迷うようならその結婚はやめておいた方がよいでしょう。

既に何度かご説明しましたが、結婚後の幸せな生活が思い描けないのであれば、結婚前に関係を解消した方がお互いに浅い傷で済むはずです。

日本では「法律婚」(婚姻届を提出し、法律上の夫婦となった状態のこと)は厚く保護されているため、いったん結婚すると簡単に離婚できるとは限りません。

「やっぱり嫌になりました」という理由では離婚できないのです。

しかし、婚約破棄はどのような理由でも、損害賠償の問題が発生することは別として、できないことはありません。

納得できない相手と結婚し、生涯つまらない結婚生活を送らなければない可能性があることを考えれば、多少の損害賠償金を支払ってでも、納得のいく人生を追及する方が賢明ではないでしょうか。

相手に原因がある場合には、あなたから損害賠償請求をすることができます。

闇雲に婚約破棄をおすすめするものではありませんが、結婚前に今一度、本当に後悔しないかをよく考え、迷うようなら婚約破棄を視野に入れた方がよいでしょう。

8、婚約破棄でお悩みの方は弁護士へご相談ください

婚約破棄をすべきかどうか、損害賠償はどうなるのか……このような悩みを抱えていても、一人で戦う必要はありません。そんなときは、弁護士に相談してみることをおすすめします。

相談するだけでも、その婚約破棄に正当な理由があるのかどうか、損害賠償金はもらえるのか、あるいは支払う必要があるのか、その金額はどれくらいになるのか……等、様々な悩みについて専門的なアドバイスが得られます。

婚約破棄をすることになった場合、弁護士に依頼すれば、あなたに代わって相手やその親族等に対応してもらうこともできます。弁護士が冷静かつ論理的に相手側と話し合うことによって、最善の形で解決することも期待できるでしょう。

損害賠償請求の裁判に発展した場合にも、証拠の収集から裁判所への出廷、主張・立証活動まで、全面的に弁護士のサポートが受けられます。

ただでさえ婚約破棄という重い悩みを抱えているのですから、弁護士を味方につけて、一緒に戦っていくことにしてはいかがでしょうか。

まとめ

婚約破棄をする場合、その原因がどちらにあるかという点が損害賠償の問題に大きな影響を及ぼします。

婚約破棄に正当な理由がない場合は損害賠償金を支払わなければならない可能性が高いですが、そうであっても、納得できない結婚は避けた方が賢明でしょう。

その場合には、弁護士のサポートを受けることで支払額をできる限り抑えたり、場合によって支払いを免除してもらえる可能性もあります。

婚約破棄の悩みを抱えてしまったときは、一人で抱え込まず弁護士に相談してみましょう。

監修者:萩原 達也弁護士

ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。

荻原弁護士監修 :「離婚」記事一覧
荻原弁護士監修 :「労働問題」記事一覧
荻原弁護士監修 :「B型肝炎」記事一覧
荻原弁護士監修 :「刑事弁護」記事一覧
荻原弁護士監修 :「企業法務」記事一覧
荻原弁護士監修 :「遺産相続」記事一覧
荻原弁護士監修 :「アスベスト」記事一覧

関連記事:

配信元

LEGAL MALL
LEGAL MALL
ベリーベスト法律事務所が運営する法律情報メディア、LEGAL MALL(リーガルモール)は、離婚・男女問題トラブル、借金の悩み、養育費問題、遺産相続、専業主婦が抱える悩みや、人生や日常で起こる様々な揉め事や、トラブルを、弁護士が法律から解決に導く方法としてコンテンツを配信中
ベリーベスト法律事務所が運営する法律情報メディア、LEGAL MALL(リーガルモール)は、離婚・男女問題トラブル、借金の悩み、養育費問題、遺産相続、専業主婦が抱える悩みや、人生や日常で起こる様々な揉め事や、トラブルを、弁護士が法律から解決に導く方法としてコンテンツを配信中