彼氏との電話中に性犯罪未遂の被害に。駆け付けた彼氏の言葉は

彼氏との電話中に性犯罪未遂の被害に。駆け付けた彼氏の言葉は

日々のニュースで報道されるさまざまな事件。心のどこかで「自分の身には降り掛からない」と思っていませんか?しかし実際に被害に遭った方々も、そう思っていた方が多かったはずです。この記事ではオキエイコ(@soroe.handmade)が実際に体験した、刃物を持った見知らぬ男性が部屋に侵入してきた話を紹介します。今日もいつもの日常が続くと思っていたオキエイコさんに起きた、絶体絶命のピンチをごらんください。

「生きててくれた…」彼氏の思い

ⓒsoroe.handmade

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現場検証が一通り終わり、部外者を入れても大丈夫となったときに登場したのがオキエイコさんの彼氏。警察が去ったとき、最初に泣き出したのはオキエイコさんではなく彼氏でした。

泣くタイミングを見失ってしまったオキエイコさんは冷静な心を取り戻し、「解約まで1か月くらい引っ越しを我慢しようかな」と言いますが、彼氏はそれを許しません。

「実家は会社から遠いし」と渋る言葉に対して「だったら籍を入れて一緒に住もう。結婚しよう。もう一人にさせたくない。」という彼氏。

生きることを諦めるほどの絶体絶命のピンチがきっかけとなったプロポーズ。彼氏からオキエイコさんへの思いが伝わるシーンでした。オキエイコさんもきっとうれしかったことでしょう。

女性を突然襲う、性犯罪者。このような行動は決して許されることではありません。それでも日々、被害が起きていることは事実です。身を守る対策(戸締まりや、いざというときの逃げ方や護身)について考えさせられるお話でした。

『知らない人が家に入ってきた話』の著者であるオキエイコさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。

「お恥ずかしながらあの事件の1秒前までは、自分がこんな事件に巻き込まれるなんて考えた事もありませんでした。

でもそれはきっと、この文を読んでくださっている皆さんの多くにとってもそうだと思います。まさに1秒後、あなたのその後ろの窓から変質者が入ってくるなんて、想像できますか?そのくらい『事件』は突然やってきました。

性被害は人に相談しにくく、相談された側もどう応えていいのか回答が難しい。『なかったこと』にされることも少なくないと思います。

だからこそ、声をあげてもいいことを伝えたくてこの漫画を描きました。人に伝えたい、というより、自分自身に言い聞かせたいという側面が強かったです。

老若男女関係なく、被害者にも加害者にもなってしまう可能性がある性被害。なので誰が読んでも読みやすく重くなりすぎず、でも伝えたいことが伝わる漫画を心がけました。性被害に興味のない層の方にも読んでいただき、社会全体でアンテナを張っていただけたらと思い描かせていただきました。」

この漫画は犯罪被害体験談を紹介したものです。このような被害に遭っている、あるいは遭った経験のある方のために、内閣府の男女共同参画局では『性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター』を設置しています。

自治体によってはこのほかにも犯罪被害者支援センターを設けている場合があります。必要に応じて相談をご検討ください。

記事作成: シンクアフェーズ

(配信元: ママリ

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