お風呂で遊べる楽しいおもちゃ9選!子どものお風呂嫌いを克服

第40回 どれがいいの?子育てグッズ
お風呂で遊べるおもちゃがあれば、子どものお風呂嫌いを克服できるかもしれません。様々なおもちゃから子どもにぴったりの1つを選ぶには、どのようなポイントを押さえておくとよいのでしょうか?タイプ別のおすすめおもちゃも紹介します。

お風呂のおもちゃを選ぶポイント

お風呂のおもちゃを選ぶときには、子どもの年齢に合っているか、安全性が確保されているかをチェックしましょう。また衛生的に使えるよう、お手入れや掃除をしやすい形状になっているかも重要です。

対象年齢と安全性をチェック

子どもの興味を引くおもちゃを用意するなら、まずは対象年齢を確認しましょう。子どもの年齢とおもちゃのパッケージに記載されている対象年齢が合っていれば、安全に楽しく遊べます。年齢ごとに向いているおもちゃは以下の通りです。

・0~1歳:誤飲しにくい大きなサイズのおもちゃ
・2~3歳:握る・つまむ・押すなど手や指を使うおもちゃ
・4歳~:地図や文字などを取り入れた知育要素のあるおもちゃ

また、日本玩具協会の定める玩具安全基準を満たすおもちゃであることを示す「STマーク」がついているかも確認するとよいでしょう。

お手入れのしやすさも重要

水やお湯を使って遊ぶお風呂のおもちゃは、そのままにしておくと湿気でカビが発生する可能性があります。こまめにお手入れする必要があるため、扱いやすく清潔を保ちやすいものを選ぶのがおすすめです。

パーツが大きいおもちゃであれば、使用後に隅々まで洗いやすく衛生的です。水がたまりにくい構造のおもちゃを選んだり、水はけがよいネットに収納したりしておけば、湿気がこもるのを防げます。

また壁に貼り付けて遊ぶポスターや吸盤つきのおもちゃは、はがしたとき壁に跡がつかないか確認した上で使いましょう。

「浮かせるタイプ」のお風呂用おもちゃ

泳がせたりすくったりできる浮かせるおもちゃは、小さい子どもでも遊べます。電池が不要なものや、やわらかい質感のものだと安心です。

munchkin「すいすいペンギン」

腕部分を回してぜんまいを巻くと、ゴーグルをかけたペンギンが腕や足をぱたぱたさせながら泳ぎます。対象年齢は9カ月からで電池不要で動くため、小さな子どもに持たせても安心です。

ぱたぱた泳ぐ様子を見て楽しんだり、泳ぐペンギンとどちらが先に浴槽の端まで着けるか競争したりと、様々な遊び方があります。

ピンクとブルーがあり、子どもの好きな色を選ぶと、より興味を持ちやすくなるでしょう。

・商品名:すいすいペンギン

・Amazon:商品はこちら

ジョイパレット「アンパンマン おふろであそぼう!まるぷかアンパンマンとクータンセット」

子どもに人気な『アンパンマン』のキャラクターと、赤・黄・水色の浮き輪のセットです。握る・乗せる・つなげるという3種類の遊びを楽しめます。

人形を星型の浮き輪に乗せてぷかぷか浮かばせたり、やわらかい素材の人形をぎゅっと握ったりして遊びましょう。3色の浮き輪とキャラクターとの組み合わせを考える遊びもできます。

浮き輪には連結フックがついていて、全部をつなげることも可能です。1つずつでもつなげても遊べるため、楽しみの幅が広がります。

対象年齢は1.5歳からです。

・商品名:アンパンマン おふろであそぼう!まるぷかアンパンマンとクータンセット

・Amazon:商品はこちら

山のくじら舎「おふろでちゃぷちゃぷ」

高知県産のヒノキで作られた、くじら・たこ・いるか・ひとでなどの海の生きものとすくい網のセットです。無塗装なのでお風呂に浮かべるとヒノキのアロマも楽しめます。

すくい網ですくって遊ぶのはもちろん、お魚屋さんごっこや積み木・パズルとしても使え、様々な遊びができるおもちゃです。付属のすくい網も漁師網の編み方を採用しており本格的です。

遊び方のバリエーションが多いため、成長に合わせて楽しめるでしょう。遊んだあとは陰干しすると長く遊び続けられます。

・商品名:おふろでちゃぷちゃぷ

・Amazon:商品はこちら

「水遊びタイプ」のお風呂用おもちゃ

水遊びを楽しめるおもちゃがあれば、お風呂に入るのが苦手な子どもでも、遊びながらじっくりと温まれます。水をすくったり水鉄砲をかけたりと、水遊びができるおもちゃを3つ紹介します。

パイロット「アヒル隊長 おふろにぎにぎ水てっぽう」

対象年齢4カ月以上の、水鉄砲で遊べるおもちゃです。やわらかい素材でできているため、ものを手に持って握る動作ができるようになれば、低月齢から遊べます。

アヒル隊長のくちばし部分には小さな穴が開いていて、お風呂の中で握ると中にお湯がたまります。水面に出して勢いよく握れば、くちばしからたまったお湯が吹き出す仕組みです。

水鉄砲をかけ合ったり、お風呂にぷかぷか浮かべたりして楽しめます。かわいらしい見た目で、子どもの興味を引けるでしょう。

・商品名:アヒル隊長 おふろにぎにぎ水てっぽう

・Amazon:商品はこちら

アガツマ「アンパンマン あそびいっぱい!よくばりバケツ」

バケツ・じゃぐち・シャワー・コップ・水車の5種類の遊びを楽しめるおもちゃです。

バケツの中に水を入れ、バケツについたじゃぐちやシャワーから水を出して遊べます。ほかにも付属のコップでバケツに水を入れたり、バケツの外側についている水車に水を流して回したりできます。

もちろんバケツ本体に水を汲んで遊ぶのもよいでしょう。お風呂だけでなく、プールでも楽しめます。

バケツの中に付属品を入れられるため、後片付けしやすい点もメリットです。対象年齢は1.5歳からになります。

・商品名:アンパンマン あそびいっぱい!よくばりバケツ

・Amazon:商品はこちら

REMOKING「2022年新型 お風呂おもちゃ」

じゃぐち遊びやシャワー遊びなど多彩な遊びができるのが特徴です。ほかにも、植木鉢内に水を入れるとにんじんが顔をのぞかせるおもちゃや、ぜんまいを回すと水上を走るくまのおもちゃもセットになっています。

吸盤でお風呂の壁にぴたっとくっつければ、子ども自身で様々な遊びを試せます。様々な動きを目で追ったり手で触れたりすることで、遊びながら学ぶ力も身につくでしょう。

様々なしかけが組み込まれていますが、すべて水やぜんまいの力を利用しているため、電池は不要です。

・商品名:2022年新型 お風呂おもちゃ

・Amazon:商品はこちら

「知育タイプ」のお風呂用おもちゃ

子どもが成長してきたら、学びと組み合わせたおもちゃを選ぶのもよいでしょう。お風呂で体を温めつつ、遊びながら楽しく学べます。

パイロット「こたえがでてくる!おふろでスタディ ひらがな」

文字に興味を持ち始めた子どもには、遊びながらものの名前やひらがなの勉強ができるおもちゃがおすすめです。

ひらがなとイラストがセットになっており、お湯をかけるとイラストの答えが浮き上がります。ひらがな50音のほかに濁音・半濁音・拗音(ようおん)も学べて、書き順も覚えられます。

水でお風呂の壁にぴたっと貼り付けられるポスタータイプで、遊び終わると簡単にはがせます。ポスターが4枚に分かれていて、好きにレイアウトできるのも特徴です。

対象年齢は1.5歳以上です。

・商品名:こたえがでてくる!おふろでスタディ ひらがな

・Amazon:商品はこちら

日本理化学工業「キットパス フォーバス10色」

お風呂でお絵かきができるクレヨンです。ぬれた場所でもくっきり鮮明に色が出るため、思った通りにお絵かきができます。

クレヨンは6角形で握りやすく、万が一落としてしまってもお湯に浮くため、溶けにくく安心です。巻紙は魚の模様になっているため、湯船に浮かべても楽しいでしょう。

お絵かきしたあとは付属のスポンジを使い、お湯や水で洗い流します。色のついた水が残らないよう、しっかり流し切りましょう。

・商品名:キットパス フォーバス10色

・Amazon:商品はこちら

LOTUS LIFE「ピタリコ」

吸盤で壁や床にぴたっとくっつく「ピタリコ」は、立体的な思考を高められるおもちゃです。水にぬれても大丈夫な仕様のため、お風呂でも遊べます。 人形パーツ・動物パーツ・魚パーツがあり、ごっこ遊びや見立て遊びで感情や協調性が育つのをサポートします。

指先に吸盤特有の、くっついたり離れたりするときの刺激が伝わるのも特徴です。 目を引くカラフルな色合いは、すべて自然由来の塗料で作られています。

また、やわらかな素材のためぶつかったり踏んだりしても痛くありません。小さな子どもにも安心して遊ばせられます。

・商品名:ピタリコ

・Amazon:商品はこちら

お風呂おもちゃの収納ポイント

お風呂は湿気がたまりやすく、家の中でも特にカビの生えやすい場所です。そのためおもちゃを放置しておくと、カビが発生することもあります。子どもがじかに触れ、口に入れる可能性もあるため、収納のポイントを押さえて清潔な状態を保ちましょう。

定期的に洗浄する

使用後のおもちゃは水を拭き取り乾燥させます。水分が残らないようしっかりと乾かすことで、カビが生えにくくなります。

さらに定期的な洗浄も清潔に使い続けるポイントです。中性洗剤をつけたスポンジでおもちゃを洗い、よくすすいでから乾燥させましょう。

消毒用アルコールでおもちゃを消毒することも、カビ予防につながります。おもちゃがぬれたままアルコールを使用すると、消毒の効果がうすれてしまう可能性があるため、水分を拭き取ってから消毒しましょう。

お風呂全体の清潔を保つこともポイントです。カビの生えにくい環境をキープできれば、おもちゃもきれいなまま使い続けやすくなります。

収納ネットが簡単で便利

おもちゃを収納するときは、収納ネットが役立ちます。ネットに入れてつるしておけば、自然と水が切れて湿気対策ができるため、毎回お手入れする手間がかかりません。

ただしネットにおもちゃを詰め込みすぎると、重なった部分の水気が切れず、カビや雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。収納するときには、おもちゃ同士が重ならないよう余裕を持って入れましょう。

入りきらないおもちゃはカゴに入れ、洗面所へ置いておく方法もあります。

まとめ

子どもが気に入るおもちゃがあれば、積極的にお風呂に入ってくれるようになるかもしれません。おもちゃ選びは、対象年齢や子どもの興味に合っていることが重要です。日ごろから子どもが好きな遊びに合わせて選びましょう。

加えてお手入れのしやすさも考慮すれば、カビや雑菌の繁殖が抑えられ、きれいな状態で使い続けられます。通気性がよく、水気を切るのに役立つ収納ネットの活用もおすすめです。

紹介した3タイプ9種類のおもちゃを参考に、お風呂時間を楽しく過ごせるアイテムを用意しましょう。

for Reader
for Reader
「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。
「読者のため」を徹底追求。データと編集力を組み合わせたコンテンツを作成します。