「創業店である阿佐ヶ谷の居酒屋青二才で、常連客に提供したのが商品化のきっかけ。具と麺を別々にすることで酒のツマミとしても楽しんでいただけると考えたんです」と神谷栄伸店長。それにしても“神焼きそば”とは大上段に構えたネーミングである。「開発した私の名前が神谷。神谷が作った焼そばだから“神焼きそば”となりました」と笑う。
コロナ禍をきっかけに専門店としてスピンオフさせるにあたり、材料をゼロベースで見直してバージョンアップ。麺は100年の歴史を持つ地元製麺メーカーの大成食品に依頼。北海道産ハルユタカ100%を使用し、毎日打ち立ての麺を仕入れることで豊かな小麦の香り、のど越しが楽しめる。
ソースは酒のツマミにもなるスパイシーさを求め、京都のオジカソースとプライベートブランド開発するといった具合にこだわり、まさに「進化形焼そば」といえる完成度に昇華させた。
同品に加えて毎週土曜日は勝手に「焼きそばの日」と銘打って限定創作メニューを用意。近年増えつつあるニューウエーブ焼そばに新風を起こす注目店の登場だ。
●店舗情報
「YAKISOBA&GROCERIES 一服」
所在地=東京都中野区新井1-15-12
◇外食レストラン新聞の2022年7月4日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
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「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。
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