【みょうがの栄養】注目すべき成分豊富!おすすめの食べ方や効果効能・注意点を管理栄養士が解説!

【みょうがの栄養】注目すべき成分豊富!おすすめの食べ方や効果効能・注意点を管理栄養士が解説!

みょうがを食べると物忘れがひどくなるの?

「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」と聞き、頻繁に食べることを不安に思う方もいるかもしれません。
ですがこれは言い伝えであり、心配は不要です。

その言い伝えとは、お釈迦様の弟子に由来する話です。
優秀な弟子でしたが自分の名前だけは覚えることができず、名前の書いた札を首から下げていましたが、結局死ぬまで覚えられなかったのです。
死後、墓に名も無き植物が育ちました。その弟子がいつも名を荷っていたことから、その植物が「茗荷(みょうが)」と名づけられた、というエピソードがこの言い伝えの一説となっています。

みょうがに悪い成分が入っているわけではありませんので、安心して食べてくださいね。

みょうがの栄養を効率的に摂るおすすめの食べ方

みょうがの栄養素をムダにせず効率的に摂るには、どのような食べ方がおすすめなのでしょうか?食べ方の例をお伝えします。

水にさらさずに食べる

みょうがはアク抜きやシャキっとした食感を出すため、切ったあとに水にさらすことがありますが、栄養素をムダなく摂るなら水にさらさずに食べましょう。

水にさらすことで水溶性のカリウムやビタミンCなどが流れ出てしまう恐れがあります。

アクは食べても身体に問題のない成分ですから、水にさらさずに食べても大丈夫です。もしどうしてもアクが気になる場合は、水にさらす時間を短くすると、栄養素の損失を減らせるでしょう。

生で食べる

みょうがは炒め物など加熱して食べることがありますが、生で食べる方が栄養素をたっぷり摂れます。
ビタミンCは熱に弱く、加熱することで減ってしまうことがあります。

みょうがは薬味に使う以外にも、和え物やサラダなどにも使えます。
さまざまなメニューで生のみょうがを楽しみましょう。

たっぷり食べたいときは加熱調理もアリ!

みょうがをたっぷり食べたいときは、加熱調理もアリです。
加熱することでカサが減り、たくさん食べやすくなります。

先ほど加熱することで栄養素が減ってしまうことをお伝えしましたが、栄養素がすべてなくなってしまうわけではありません。
気になる場合は、サッと加熱するようにするとよいでしょう。

みょうががたくさんある場合は、炒め物や肉巻きなどのメニューにするのもおすすめです。

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