「横紋筋融解症」になると現れる症状はご存知ですか?医師が監修!

「横紋筋融解症」になると現れる症状はご存知ですか?医師が監修!

横紋筋融解症とは聞きなれない言葉ですが、意外にも熱中症や過度な運動などが原因となって起こる身近な症状の一つです。

症状としては、全身の筋肉が痛んだり、しびれやだるさを感じたり、何気なく見過ごしてしまいそうなものもありますが、実は骨格筋の変性や壊死が起きているため放置することは危険です。ときには命に関わることにもつながるからです。

今回はそんな横紋筋融解症の概要や原因、そして治療法について詳しく解説していきます。

横紋筋融解症とは

横紋筋融解症とはどのような疾患でしょうか?

骨格に沿って分布している筋肉の一種の骨格筋が変性したり壊死したりすることによって、筋肉の細胞中に含まれている成分が血液中に流れ出し、さまざまな症状を引き起こす状態です。

その筋肉の成分により腎臓の尿細管がダメージを受け、急性腎不全を引き起こすこともある怖い病気です。ときには呼吸筋が影響を受け、呼吸困難になる場合もあります。

また、多臓器不全などを併発して命に関わる場合や、回復しても重篤な障害を残す可能性があるため軽視できない症状です。

横紋筋融解症の症状

横紋筋融解症の症状にはどのような特徴がありますか?

主な症状としては、手足・肩・腰・全身の筋肉が痛む、手足がしびれる、手足に力が入らない、こわばる、全身がだるいなど、筋肉の痛みや脱力が多く見られます。また、尿の色が赤褐色になるミオグロビン尿など見た目でわかる症状もあります。

これらの症状を放置すると、歩行や起き上がることが困難になることもあります。さらに腎不全などを合併し、回復に長期間を要することがあるため、気が付いたら早めに医療機関を受診しましょう。

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