罪に問われるのぞきとは?のぞき癖のある人が知るべき6つのこと

罪に問われるのぞきとは?のぞき癖のある人が知るべき6つのこと

5、のぞきで何度も逮捕されたときの対処法

のぞきは繰り返しやすい犯罪です。何度も逮捕された場合には、重い処分を避けるためにどうすればよいのでしょうか?

(1)医療機関で治療を受けることを確約する

ひとつには、のぞきについて医療機関で治療を受けると約束することが考えられます。

医師による治療によって再犯の防止につながります。再犯のおそれがなければ処罰の必要性が低くなるため、処分を軽くする材料になるでしょう。

もっとも、治療すると口で言うだけでは信用されるとは限りません。具体的に医療機関を探して今後のプランを提示すると、再犯を防ぐ意思が伝わるため効果的です。

(2)被害者と示談交渉をする

非常に重要なのが、被害者との示談交渉です。のぞきの刑罰は比較的軽く、被害者が厳しい処罰を望まなければ処分は軽くなる可能性が高いといえます。

とはいえ、加害者本人やその家族が自力で示談を進めるのは困難です。被害者の感情の問題はもちろん、そもそも被害者との接触すら難しいと考えられます。示談を進めたいのであれば、すぐに弁護士に依頼するのが得策です。

(3)指導監督者を確保する

釈放後の行動を指導監督する人を確保する必要もあります。

処分が決まる前の罪証隠滅・逃亡の防止や、今後の再犯防止のためには、本人を監視し安定した生活環境を提供する監督者の存在が重要です。監督者を用意すれば、釈放してもらえたり処分が軽くなったりする可能性が高まります。

家族や職場の上司など、責任を持てる人に指導監督者になってもらいましょう。

6、のぞきで罪に問われたときは弁護士に相談を


のぞきの罪に問われてしまった場合には、すぐに弁護士にご相談ください。

処分を軽くするために重要な示談交渉も、弁護士に依頼すればスムーズに進めやすくなります。その他にも、一刻も早く身体拘束から解放して仕事や日常生活への影響を抑えるために、捜査機関との交渉なども行います。

刑事事件では初動対応が非常に重要です。のぞきをしてしまったら早めに弁護士にご相談ください。

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