赤ちゃんの歯磨きはいつから必要?やり方や習慣付けるポイントを解説

第42回 どれがいいの?子育てグッズ
赤ちゃんにも歯磨きは必要です。しかし「いつから始めればよいか分からない」「嫌がられないか不安」というパパやママも多いでしょう。赤ちゃんの歯磨きを始めるタイミングや知っておきたいやり方などを、おすすめの歯磨きグッズと併せて紹介します。

赤ちゃんに歯磨きは必要?いつから始めればいい?

歯が生えそろっていない赤ちゃんに、歯磨きは必要ないと思うかもしれません。しかし、実は歯が生える前からケアを行うのが望ましいとされています。どのようなお手入れをすればよいのか、歯磨きはいつから始めるのかなど、ケアの基本を知っておきましょう。

歯が1本でも生えてきたら歯磨きスタート

赤ちゃんに最初の歯が生えてきたら、歯磨きをスタートしましょう。個人差はありますが、下の前歯2本・上の前歯2本の順番で生えてくるのは生後6〜10カ月ごろです。

このころには母乳やミルクとは別に、柔らかいものなら舌と上顎で潰して食べられるようになっています。離乳食を1日2~3回食べる赤ちゃんも少なくありません。

そのため、前歯の表面には母乳やミルク、食べかすなどが付着しやすくなります。せっかく生えてきた歯が虫歯にならないように、歯磨きで汚れを落としてあげましょう。最初から歯ブラシを使うのが不安な場合は、ガーゼ磨きでも十分です。

歯が生える前から口の中を拭ってあげる習慣を

赤ちゃんの歯磨きをスムーズに始めるには、歯が生える前からケアすることが大切です。赤ちゃんの機嫌のいいときを見計らって、口の中をガーゼで拭ってあげたり、あやしながら手遊びの要領で口の周りをつついたり撫でたりしてあげましょう。

赤ちゃんが口の中や周りを触られるのに慣れて、歯磨きをスタートする際にも抵抗が少なくなることが期待できます。ただし、赤ちゃんの口の中を拭うときは手をきれいに洗ってからにしましょう。

歯が生えてくるころには、歯茎にむずがゆさを感じる赤ちゃんも多いので、対策を兼ねて歯固めなど口に入れても安全なおもちゃを使わせるのもおすすめです。

赤ちゃんの歯磨きをするときのポイント3つ

赤ちゃんの歯磨きは「大人と同じように」という訳にはいきません。力を入れすぎず、丁寧に行うのが基本です。実践するときに気を付けたいポイントも知っておきましょう。

最初は拭い磨きから

前歯が生えてきたら、濡らしたガーゼや歯磨きシートで拭い磨きから始めましょう。赤ちゃんが嫌がらなければ、専用の歯ブラシを使っても構いません。

赤ちゃんをパパやママの膝に寝かせ、優しく声をかけたりあやしたりしながら、前歯の表面を擦るように磨きます。ガーゼや歯磨きシートはパパやママの小指に巻き、力を入れすぎないように注意しながら拭ってあげましょう。

初めのうちは1日1回で十分です。歯の汚れを落とすだけでなく、歯磨きに慣れさせることも目的のひとつなので、離乳食を食べたあと、寝る前など時間を決めて行うようにしましょう。

歯ブラシは小刻みに動かす

赤ちゃん用の歯ブラシは、毛先が短く柔らかいものを選びます。赤ちゃんがかじっても、歯や歯茎を傷付けにくいためです。仕上げ用の歯ブラシも1本用意しておきましょう。

歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持ち、歯の表面や歯と歯茎の境目、歯と歯の間に直角にあてます。5~10mmを目安に毛先を小刻みに動かし、歯や歯茎を押さえながら1本ずつ磨きましょう。

赤ちゃんはうがいができないので歯磨き粉は使用しなくても構いませんが、使う場合は泡の立たないジェルタイプがおすすめです。

歌を歌ったり、赤ちゃんに話しかけたりしながら歯磨きをするのもよいでしょう。楽しい雰囲気作りをすることで、赤ちゃんも歯磨きに慣れやすくなります。

磨き残しのないように手早く磨く

歯が複数本生えてきたら、食べかすの残りやすい歯と歯の間や、歯の裏側も丁寧に磨いてあげましょう。前歯を指で触ってみて、ぬめぬめした感じがなく、キュッと音がすれば十分です。奥歯が生えている場合は、奥歯の溝に食べかすが残っていないか併せてチェックします。

ただし、赤ちゃんの歯磨きはなるべく手早く行いましょう。「きれいに磨いてあげたい」という気持ちがあるかもしれませんが、あまり時間をかけすぎるのはおすすめできません。

赤ちゃんが飽きたり嫌がったりして、歯磨きにネガティブな印象を持ってしまう可能性もあるためです。

赤ちゃんの歯磨きの注意点

赤ちゃんの歯磨きは、初めからうまくいくとは限りません。口の中を触られたり、歯ブラシを入れられたりと、初めてのことに抵抗を感じる赤ちゃんも多いからです。歯磨きをスムーズに行うためのポイントや、実践する際の注意点をチェックしておきましょう。

嫌がるときは無理にやらない

嫌がる赤ちゃんに無理に歯磨きを行うと「嫌なこと」と刷り込まれてしまいかねません。歯磨き嫌いにしないためにも、あまり嫌がるときにはいったんやめてみましょう。機嫌のいいときを見計らって、改めて行うのがおすすめです。

また、パパやママがオーバーアクションで「よくできたね!」と褒めてあげたり、お気に入りのぬいぐるみを使って歯磨きごっこをしたりして、赤ちゃんが楽しくなるような演出をすることで、スムーズにできる場合もあります。

極端に嫌がるときは、歯磨きに痛みを感じているのかもしれません。強く磨きすぎていないか、上唇裏の筋(上唇小帯)に触れていないか、パパやママが磨き方を再チェックしてみましょう。

歯磨きをするリズムを作る

歯磨きに慣れてきたら、徐々に「離乳食を食べたら」「ミルクを飲んだら」「寝る前に」など、歯を磨く際の条件付けをしていきます。毎日なるべく同じ時間帯にするのがポイントです。歯磨きの回数も増やしていきましょう。

パパやママが「ご飯を食べたら歯磨きだよ」「ねんねの前に歯磨きしようね」のように声をかけながら、1日の流れに組み込んでいくと赤ちゃんも受け入れやすくなります。

ただし、眠っているところを起こして無理やり磨くようなことは避けましょう。赤ちゃんの様子を見ながら、状況に応じて行うことが大切です。

赤ちゃんに歯ブラシを持たせたら目を離さない

赤ちゃん用の歯ブラシであっても、パパやママは赤ちゃんに持たせたら必ず目を離さないようにしましょう。赤ちゃんが口に深く入れすぎてしまう恐れがあるためです。

特につかまり立ちやよちよち歩きをするようになったら注意が必要です。転倒して歯ブラシが喉や上顎に刺さるという事故も起こりかねません。

曲がりやすい素材やストッパーの付いた歯ブラシを使うのも事故を防ぐひとつの方法ですが、赤ちゃんが歯ブラシを持っているときは、大人が必ずそばについて目を離さないのが基本です。

赤ちゃんの歯磨きにおすすめのグッズ3選

「歯磨きのやり方は分かったけど歯ブラシはどれがいいんだろう?」というパパやママに、おすすめの歯磨きグッズを紹介します。赤ちゃんと一緒に、歯磨きタイムを楽しみましょう。

ピジョン「歯みがきナップ 42包入り」

メッシュの凸凹が赤ちゃんの歯の汚れを優しく落とす歯磨きナップです。原料は100%食品用で、着色料・香料・防腐剤・アルコールは使用していません。また、1枚ずつ滅菌包装になっているので、安心して赤ちゃんに使えます。

虫歯の原因になる酸を作らないとされるキシリトールや、赤ちゃんの口の中を清潔に保つ緑茶ポリフェノールを配合しているのもポイントです。

赤ちゃんが眠ってしまったときや、外出先での食事後も歯磨きができます。本格的な歯磨きを始める前のケア用としても便利です。

・ピジョン「歯みがきナップ 42包入り」

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ピジョン「乳歯ブラシ はじめてセット」

赤ちゃんの成長に合わせて段階的に使える歯ブラシ3本がセットになっています。歯磨きの喉突きを防ぐ安全プレートは、全部の歯ブラシに装着可能です。

歯が生える前から使える「レッスン段階1」用は、柔らかいラバー毛が歯茎をマッサージする効果があります。

「レッスン段階2」用は極細毛とラバー毛をブレンドした歯当たりのよさが特徴です。ストレートネックで奥歯の辺りまで届くので、赤ちゃんが自分で歯磨きをする感覚を身に付けやすくなっています。

「レッスン段階3」用は歯と歯茎に優しい極細毛使用です。柔らかい使い心地で、歯磨きの習慣付けをサポートします。

・ピジョン「乳歯ブラシ はじめてセット」

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エジソンママ「はじめて使う歯ブラシ バナナ」

滑りにくいラバー素材のグリップと、柔らかいシリコンの両面ブラシが初めての歯磨きにぴったりです。歯茎で噛んでも痛くない上、赤ちゃんが両手で持てるので、歯固め代わりにも使えます。歯ブラシに慣れるためのおもちゃにしてもよいでしょう。

グー握りで持てるようになれば、赤ちゃんが自分で歯を磨く練習にもなります。1人で持たせても安心な、喉を突きにくい安全設計です。

赤ちゃんがバナナを頬張っているようなかわいいデザインは、パパやママも思わずにっこりしてしまうでしょう。

・エジソンママ「はじめて使う歯ブラシ バナナ」

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まとめ

赤ちゃんに歯が1本でも生えてきたら、歯磨きの始めどきです。ガーゼや歯磨きナップ、赤ちゃん用の歯ブラシで丁寧に磨いてあげましょう。歯磨き用のグッズを活用すると便利です。

また、歯磨きの際にパパやママが声をかけたり褒めたり、歌を歌ったりしてもよいでしょう。赤ちゃんの歯を守り、歯磨きの習慣を付けるために、歯磨きタイムを楽しめるような雰囲気作りを心がけることが大切です。

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