薬膳でスローライフ♪ れんこんと長芋の豆乳スープのレシピ

薬膳でスローライフ♪ れんこんと長芋の豆乳スープのレシピ

秋になるとおいしいれんこんは、ひと節を横に切ると必ず丸い穴が現れることから、「見通しが効く」縁起物とされます。れんこんは空気の少ない泥んこの田んぼの中で4節ほどを横に連ねて育ちます。呼吸ができるのは、あの穴が葉の先までつながっているから。もし、土の中のれんこんの節の穴から上方を眺めたら、葉っぱの向こうに青く、さらに高い空が見えるかもしれませんね。

れんこんの主成分はでんぷんで、効率よくエネルギーを補給できます。栄養価が高く、カリウムや食物繊維・ビタミン類も豊富。薬膳学でれんこんは、余分な熱を取り、身体に必要な水分を生じさせます。秋の乾燥予防に効果的です。この時期は、さっと火を通す調理法がおすすめ。今回は、れんこんと長芋の豆乳スープのレシピをご紹介します。肺に潤いを与える白い食材と組み合わせています。

【材料】(2人分)

れんこん 中1節

長芋 2cm

トマト 中1/2個

えのきたけ 1/4パック

ベーコン(薄切り) 2枚

豆乳 1カップ

オリーブ油 大さじ1

A 水 1カップ

A コンソメ(顆粒) 小さじ1

白すりごま、クコの実 各小さじ1

【作り方】

えのきたけは根元を切り落とし、3等分に切ってほぐす。れんこんは皮をむき5mm厚さのいちょう切り、長芋は皮をむいて1cmの角切り、トマトも長芋と同じ大きさに切る。
1cm幅に切ったベーコンと、えのきたけをオリーブ油で炒め、トマトとAを加え中火で3分煮る。れんこんと長芋を入れ、フタをして2~3分煮る。
豆乳・白ごま・クコの実を加え、温まったら火を止める。

(管理栄養士・国際薬膳師 河村彩子)

◇百菜元気新聞の2022年8月31日号の記事を転載しました。

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「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。
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