9人に1人が乳がんに。私が「乳がん」になったからこそ伝えられること

9人に1人が乳がんに。私が「乳がん」になったからこそ伝えられること

朝を楽しむ朝美人アンバサダーのみなさんによるスペシャル連載コラム!会社員の Ricaさんが40代で患ったという「乳がん」。病とどう向き合い、前向きに過ごすためにしたこと…その体験をお話してくれました。

おはようございます。朝美人アンバサダーのRicaです。

皆さん、毎年10月はピンクリボン月間だということをご存じですか??

ピンクリボン運動とは、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を伝えるためアメリカではじまった運動。今や世界各国に広がっています。

9人に1人が「乳がん」に。がん患者となった私が伝えられること

日本人女性の9人に1人がかかるといわれる乳がん。実は、私も乳がんを患った1人。

去年、42歳の時に、両乳房が乳がんだとわかり全摘出しました。

42歳、結婚してまだ3年、仕事もこれからというときのことでした。人生、本当に何があるかわかりません。

予想もしかったことが起きた時、どう向き合い、人生を進めていくのか。受け入れ難いことが起こったとき、どうすればポジティブに過ごすことができるのか。

そんなヒントをお伝えできればと思います。

正しい情報を知るのが重要。「早期発見」で救われた命

私の命を救ってくれたもの、それは37歳を過ぎてから受けていた人間ドックでした。

がんで亡くなった母の遺言のひとつが「必ず人間ドックを毎年受けるように」でした(まさか、この母の遺言に救われる日がこんなに早くこようとは思ってもいませんでしたが)

去年8月に受けた検査結果は、まさかのD2判定(要精密検査)。自分で乳房を触っても「しこり」ひとつないし、痛みやかわった症状もありませんでした。

が、大学病院での精密検査の結果は、両側乳がん。えっ、乳がん、しかも、両胸!それからが怒涛の日々でした。

2021年8月16日       人間ドック
9月9日                   大学病院で受診→精密検査
10月7日                 両胸の乳がん確定(右胸→ステージ0、左胸→ステージ1)
11月16日                   両胸全摘手術(切り取った腫瘍を検査し、抗がん剤は必要ないとの診断。以後は、ホルモン治療のみに)
12月7日        ホルモン治療開始(1日1錠を10年間の予定)
2022年5月11日     乳房再建手術(手術した胸の皮膚を半年間かけて乳房の形に伸ばした後、インプラント挿入)

今は、新しい胸を迎え、社会復帰もしています。

正直、「乳がん」と宣告されたときショックだったのは事実です。しかし、私は母のがん闘病をみており、早期発見の場合は、予後もよく社会復帰している人が多いということも知っていました。

がん=死・不幸、ではなく、あくまで暮らしの一部だということ。がん、というイメージやインターネットにあふれる情報をやみくもに信じることなく、正しい情報を得て暮らすことで穏やかに日々を過ごすことができたと思います。

正しい知識を得ること、定期的に健診をして早期発見してもらうこと。これが大事だと身に染みて感じています。

(入院中の楽しみだった「おやつ」の時間)

「今できること」を大切に。臨機応援に暮らしを変える

両方の乳房摘出後、一番大変だったのは医師から「肩より上に腕をあげてはいけない!」と言われたことです

日々の家事、特に、我が家のキッチンは、食器類すべてがキッチン上に備え付けられている棚に収納されており、どうしたものか。

そんなとき頼りになったのは、夫!ふたりで相談しながら、よく使う食器を下の棚に移動し、使いやすく模様替えしました。洗濯物は、夫と分担し高いころにぶら下げる場合は夫にやってもらうことにしました。

他、重いものを運ぶの等はすべて夫の役目となりました(夫くん、本当にありがとう!)

病気になり、一時できないことが増えましたが、ふたりで相談しながら暮らしをリビルド。

大事なのは、病気の前と同じように暮らすことではなく、「今」を心地よく暮らすこと。

「できなくなったこと」に注目するのではなく、「今、できること」を大切にする。そんなことを意識することで気持ちよく毎日を過ごすことができたと思います。

そして、二人で試行錯誤しながら暮らしを作り直す過程で夫婦の絆もさらに深まることにもなりました。夫が、とっても頼りになる!という新たな発見も、笑。

(乳房再建手術後、夫が連れていってくれた沖縄旅行。最高の思い出です)

病気になっても前向きに。堂々とがんを生きる

自分がポジティブに乳がんと生きるために、もうひとつ決めたことがありました。

乳がんを公表する、1人でも多くの人たちに「乳がんになってもポジティブに暮らしている人」がいることを知ってもらうことです。

と言いながらも、実は父には伝えていません。母をがんで亡くしており、ちょっとショックが大きいかと。心配させるぐらいなら墓場まで持っていくことにしました。

が、ほかの人たちにはオープンに。希望があった場合は、再建した乳房も触ってもらいました!

総勢50人ぐらい?!「大きい~思ったより柔らかい~」など反応は様々です。

乳がんをちょっと身近に、フラットに話し合えるきっかけになっているかな、と思います。

私自身、乳がんだったことを隠して生きるのは嫌だと思い、このような選択をしました。

乳がんも私の一部。オープンに話すことで、自分自身が受け入れ、癒されているのを感じています。

(親友と一緒にいった温泉旅行。再建後のお胸を披露しました。)

次回は、乳がんになった後の暮らしについて。

より毎日を丁寧に、大切に過ごすようになり、暮らしの充実度がアップ。乳がんからの「キャンサーズギフト」についてです。

Ricaさんのコラム

心地のよい、私らしいキャリアと暮らしの考え方~暮らし編~

朝やってみよう!「自分らしいキャリア」を見つけ直した方法

【浅草】週末は“新モーニング”を楽しもう!台湾麺線と蒸しパンの「Steams」

【蔵前】体にも環境にも優しい!路地裏カフェ「Marked(マークト)」のこだわりモーニング

今回コラムを届けてくれたRicaさんのプロフィール

Ricaさん(会社員/広報)

暮らしの「ハレとケ」を大事にしています。 「ハレ」の日は、家族や大切な人たちが喜んでもらえるように。 「ケ」の日は、日々の健康や暮らしを整えることを意識して。“手でつくる”ことが好きで、味噌に柚子胡椒、梅干し、一夜干しなど旬を楽しんでいます。Instagramでは毎日にある、愛おしい、美味しいものたちを発信。ひと手間かけて“すき”を大事にすると、どんどんなりたい自分に近づいていきます。あなたの暮らしのヒントになりますように。夫婦ふたり暮らし。

Instagram:@everydayhappy_life/

朝美人アンバサダー2022のみなさんのプロフィールはこちら >>(https://asajikan.jp/ambassador_2022) 

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