
●喉に異物が!
小さい子どもは好奇心旺盛。すぐに、なんでも口に入れたがるもの。気がつけば、手に持っていたものを口に入れて「オエッ!」なんてことはしょっちゅうですよね。とくにビニール袋や大きめの丸い飴など、喉に詰まりやすいものを飲んでしまったときは、大慌て! 口に指を突っ込んだり、子どもの体をくの字にして背中を必死に叩いたり。なんとか窒息を免れたという経験をしたママは多いようです。
●高いところから…
寝返りやつかまり立ちができるようになると、好奇心からあらゆる場所への移動にチャレンジしてしまう子ども。ソファーの背もたれによじ登ったり、ベビーベッドの柵が開いている瞬間に、派手に寝返りをうったり。ときには間一髪でキャッチできることもありますが、そのまま落下するのを眺めることしかできないという場面も…。
あらかじめフローリングの上に、子ども用のプレイマット(ベビーマット)を敷き詰めたり、ベビーベッドの周りを布団やクッションで囲うなどの対策をするパパ・ママも多いのだとか。
●ベランダの鍵を閉められた!
マンション住まいのママに多い体験談が、ベランダに閉じ込められるというアクシデント。このケースは、子どもではなく、ママの身に危険が及んでいるのですが…。歩けるようになったばかりの子どもがいる家庭によくあるといいます。洗濯物を取り込んでいるママが気になり、見ているうちになぜか鍵をかけてしまう。しかも相手はまだ言葉が通じないため、鍵を開けてもらうにも一苦労。
洗濯物を干すときには、念のため、携帯電話を持っておくのが◎。
●子どものふとした表情が…
子どもは夫婦の愛の結晶。どちらかに似るのは当然ですが、それは言い換えれば、それぞれの家系の遺伝子を持っているということでもあります。パパ似といわれる娘が、ふとした瞬間に見せた表情が苦手な姑にそっくり…。ヒヤッっとするというよりは、”ゾッとする”という表現がぴったりかもしれませんね。
基本的には、パパ・ママがしっかり対策を取れば、解決できるものばかりです。しかし友だちや親戚にちょっと預けた間に…というケースも少なくないのだとか。未然に防ぐ努力をするのは当然ですが、もしもなにか起きてしまったときの対策も、事前に頭に入れておくと良さそうですね。
(文・姉崎マリオ/考務店)