便利過ぎて不便?LINEでのママ友トラブル!

第180回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
ママ友同士の連絡手段といえば、昔は連絡網と固定電話を使うことが一般的でしたが、現在はスマートフォンの普及でLINEが主流に。基本的にどこにいても連絡がとれる便利さは、一方で、どこにいても逃れられないという不便さも兼ね備えているのです。

便利過ぎて不便?LINEでのママ友トラブル!

●約8割のママ友がLINEを利用!

主婦の友しあわせ総研が、アラサー・アラフォー世代のママたちを対象に行った「コミュニケーションアプリの使用状況についてのアンケート調査」(有効回答数:657)によると、LINEやSkypeなどのコミュニケーションアプリを利用するママは、2013年時点でも77.3%にのぼるのだとか。なかでも、LINEは67.4%のママが利用しているそう。
返信までの時間についても、30分以内と回答したママが全体の58.2%。「読んでいるのになんで返事くれないの?」と思われないよう、急いで返信するというママが多いようです。

実際にネット上では、ママ友とのLINEグループで、読んだあとに放置していたら、いつの間にかグループから外されていた、自分以外の同じメンバーでもうひとつグループができていたなどのトラブルも。

以前から、ママ友との付き合いでは、「メール3分ルール」というものがあったようですが、さらに便利になったことで、「即返信」という新たなルールができあがっているようです…。

●ボスママ友のLINEには…

LINEには、トーク以外にも、「タイムライン」という機能があるのをご存知でしょうか? Twitterのように、ひと言つぶやく感覚で使っているママも多いはず。そのタイムラインをめぐって、ネット上では、こんなママ友トラブルが。

タイムラインを頻繁に更新するママ友グループを仕切るボスママ。どんなにくだらない内容でも、「いいね」が必須。加えてできる限り、コメントを残さなければいけないという暗黙のルールが。「体調が悪い…」と書いてあれば、「大丈夫?」「早く良くなってね!」「心配だよ…」というコメントがズラリ。それを知らずにスルーしていたメンバーは、いつの間にかブロックされていたそうです。

他にも、働くママ友と専業ママ友ではこんなトラブルも。
働くママは仕事中は私的にスマホをいじる機会は、そんなに多くありませんよね。ママ友グループのボスママは専業主婦だったのだそう。LINEを見れない理由があるのに、「ちゃんとLINE見てよ!」と怒られたという理不尽なクレームも珍しくないのだとか。

●ママ友のグループの無駄話にウンザリ!

ママ友とのLINEで面倒だと感じることは、ほとんどが無駄話というものが多い印象。延々とスタンプの押しあいが続いたり、朝早くから夜遅くまでずっと鳴りっぱなし。という状況にウンザリするママが増えています。

ネット上では、仕事が終わってスマホを見たら、ママ友のグループLINEの未読件数が100件以上…。さらに驚いたのが、既読がついたとたんに、「お仕事お疲れ様!」というメッセージが届いたというエピソードも。
また、1時間で80件ほどたまっていたというママもいて、その時点で読む気が失せるという意見も散見されました。

連絡手段としてLINEに登録し、ママ友たちに教えているはずなのに、重要な内容ではないことがほとんど…。せっかくグループに入っても、ボスママ友の機嫌を伺い、損ねるとメンバーから外される。そんな現状にウンザリして、思い切ってやめるママも増えているのだとか。情報の共有やスピードの点ではいいこともありますが、必要以上につながるとトラブルも起きるということを認識しておくべきですね。
(文・明日陽樹/考務店)

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