働くパパの育児参加 本音は?

第220回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
以前、「保育園落ちた日本死ね!」というブログが話題になりましたが、それをマネして「男が育児出来ない日本死ね」というブログが登場。長時間働くパパにとっては、育児に参加したくてもできないというのが実情のようです。働くパパの本音をまとめます。

働くパパの育児参加 本音は?

●実はパパもストレスだらけ

育児にストレスはつきものですが、ママだけだと思ったらそれは間違い。パパが育児でストレスを感じることもあるのです。

□パパが育児のストレスを感じる瞬間
・他の家のパパと比較される
・おむつ替えやミルク、家事をしても、「下手くそ」「時間かかりすぎ」などと怒られる
・子どもが起きている時間に帰れない
・会社が男性の子育てに理解を示さない

パパにとっては、おもにこれらがストレスに。ママが感じるストレスとは、少し違う視点のものが多い印象。

●忙しい仕事だと子育てにも慣れない?

残業が多かったり、長時間労働の職場に勤めていたりするパパは、育児に参加しようという意思があっても、子どもが起きている時間に家にいてあげられません。育児をできたとしても、せいぜい一日にほんの数回おむつを取り替えたり、ミルクをあげる程度。毎日数えきれないほど、これらをこなすママたちに比べ、下手なのは当然ですよね。これではいつまでたってもコツを掴めないし、次の子が産まれた時には、前の経験なんてすっかり忘れてしまう。なかなか子育てに慣れることができない自分や環境に、腹が立つというパパは意外に多いようです。

●子どもが病気の時の対応ができない

普段仕事漬けのパパにとって、子どもが病気の時は一大事。共働き家庭だったり、ママが長時間の外出中だったりした時、病院に連れて行くことになっても、子どもの身長、体重、病歴などを詳しく答えられるパパは少ないはず。日ごろから、夫婦間で子どもの情報を共有しておくといいかもしれませんね。

また、子どもを病院へ連れて行くために、休みを取らなければいけないときもあります。しかし、まだまだ職場の子育てへの理解が少ないのが実情。残念なことに、休み明けに、他の社員たちから白い目で見られたというケースもあるようです。

●『イクメン』嫌いのパパも多い?

イクメンであることが嫌いなのではなく、『イクメン』という言葉に、抵抗を持つパパは意外と多いのだとか。男はあまり育児をしないため、しているパパは素晴らしいと思われがち。しかし夫婦2人の子ども。それが当たり前と考え、育児に積極的なパパもいます。本当に育児をしているパパなら、ママがどれだけ大変なことをしているのかもわかっているので、自分からイクメンアピールするパパに、嫌悪感を抱くこともあるようです。

「ママに負担をかけまい」と、育児の悩みやストレスをひたすら我慢するパパは少なくないのだとか。育児に疲れているのは「自分だけ」と思い込んで、パパに八つ当たりすることもありますよね。しかし、パパはパパなりに悩んでいます。たまにはパパの悩みを聞いてあげるのも必要かも?
(文・姉崎マリオ/考務店)

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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