津波防災の日に各地でイベントが開催されました。見ていただきたい情報6選

津波防災の日(世界津波の日)の11月5日にちなみ、各地で防災イベントが開催されました。そもそも津波が来る!となった場合、どうしたらいいかご存じですか。いま見ていただきたい情報を6つまとめました。ご自分の備えに活用ください。

和歌山県:那智勝浦や広川で津波からの避難訓練

和歌山県那智勝浦町では2022年11月5日午前9時過ぎ、町内で最大震度6弱の地震が発生し、大津波警報が発表された――との想定で約1300人が一斉に訓練に参加しました。またJR紀勢線では、世界津波の日の由来となった故事「稲むらの火」の舞台・広川町を避難訓練のための臨時電車が運行し、湯浅―広川ビーチ駅間の踏切付近で緊急停止しました。乗務員の「津波が来るぞ。逃げろ」の声に応じて参加した地元の小学生ら200人が高台に逃げました。(読売新聞オンライン)

高知県:黒潮町でシンポや夜間の津波避難訓練

高知県黒潮町自主防災会連絡協議会は今年も専門家らを交えてシンポジウムを開催しました。今年は山あいにある2つの地区の自主防災会から活動報告があり、専門家を招いたシンポジウムでは、女性やお年寄り、外国人ら多様な視点からの防災が語られました。

5日夜には黒潮町内全域で夜間津波避難訓練が行われました。午後7時に南海トラフ地震が発生した想定。緊急地震速報を受けて身を守る「シェイクアウト訓練」を2分間行い、その後、全61地区のうち津波被害が想定される40地区で最寄りの津波避難タワーや裏山などの高台に避難しました。(読売新聞オンライン)

11/5は「津波防災の日」 津波への備えを知っておこう

11月5日が「津波防災の日」となったのは、安政南海地震(1854年)で太平洋沿岸に大きな津波被害があったことにちなみます。この記事では津波の特徴、波浪と津波の違いや危険性、防災対策についてまとめています。

夜の津波警報!(後編)避難時のポイントとおススメの装備と備蓄

日本周辺の地震発生で津波が襲ってくるとなった場合にあわてずに行動できますか。停電の中での避難を余儀なくされる可能性も高いです。この記事では夜間の津波避難への備えについて紹介しています。夜間避難に備えて袋に入れて寝室に準備しておきたいものをくくりつけておく方法や、これからの季節、特に重要となる低体温症対策をまとめています。チェックリストや軽減方法はぜひ活用いただきたいです。

津波が起こるメカニズム!予想されている津波被害と防災について

津波は大規模な災害を引き起こす現象の一つです。大地震にともなって発生することが多いですが、海に囲まれている日本では定期的に津波被害が発生しています。突然に発生して大きな被害をもたらすのが津波です。この記事では、メカニズムや過去の津波災害、津波に関する情報・警報などについてまとめています。

津波で生き延びるには「実感」伴う避難訓練が重要

津波警報などが出ても避難の具体的なイメージがなければ、適切な行動は取れません。天候・時間帯…条件変えて何度でも日頃から疑似体験しておくことが重要です。この記事では、スマートフォン向けの津波避難訓練アプリ「逃げトレ」や大分県作成の動画「おおいた防災VR」を紹介しています。

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