マニアが厳選!三軒茶屋で本当におすすめのカレー12選

マニアが厳選!三軒茶屋で本当におすすめのカレー12選

この記事では、東京・三軒茶屋でおすすめしたいカレー店を紹介します。不動の人気を誇る老舗からスパイス呑みが楽しめる話題のバルまで厳選。国内外3,000軒以上のカレー店を渡り歩くマニア・カレー細胞が惚れた至高のひと皿をお届けします。【カレー最前線 #26】

2. 衝撃のニューカマー!スパイス尽くしのお好み焼き屋「キクヤ」

2020年1月、三茶にとてもおもしろいコンセプトのお店が誕生しました。何せ「自家製クラフトビールとお好み焼き&スパイス料理」がテーマというのですから、ほかに似たようなお店が思い浮かびません。

お好み焼きをはじめとした料理はすべて「和」の雰囲気でありながら、スパイスやインド料理のエッセンスを取り入れた絶妙な「ズラし」がとてもクリエイティブ。それらの料理に合うよう自家醸造したクラフトビールもたまりません。さらに締めには「本日のビリヤニ」。これは楽しすぎる。

ランチにも日替わりで南インドのミールス(定食)やティファン(インドの軽食)を出していて、今後目が離せない注目店です。

季節の前菜五種盛り

1,500円(税込)

はじめにオーダーしたいのは、和の食材にスパイスを用いた前菜の盛り合わせ。この日の内容は、枝豆のおひたし、新大根の浅漬け ~マスタードシード風味、フルーツ人参と和梨のココナッツの酢の物、牡蠣のオイル漬け、木の子のマリネ。

ビジュアルは完全に和の惣菜ですが、大根にマスタードシード、人参にココナッツ、牡蠣のオイル漬けにはパンチフォロン、キノコにはコリアンダーと適材適所でインド的スパイス使いが楽しめます。だいたいふたりでシェアする想定の量ですが、一人前(税込1,000円)でもオーダー可能です。

いか玉

1,200円(税込)

忘れてはいけないのが、実はここお好み焼き屋さんだということ。けれど、お好み焼きも普通じゃありません。

写真はスルメイカの出汁やパウダー、さらに肝やイカ墨までたっぷり用いた真っ黒なお好み焼き。添えられたマヨネーズまで真っ黒なのですが、こちらには和辛子とマスタードシード、イカ墨が用いられているんです。とにかくビールが進むお好み焼き!

本日のビリヤニ

1,500円(税込)

締めに、ここまで本格的なビリヤニが出てくるお好み焼き屋さん、ちょっとほかには知りません。この日いただいたのは「赤魚のビリヤニ」。

赤魚のジューシーな脂が米と絡まって旨味爆発、そして日本の上質な焼き込みごはんのような味わいも。けれどしっかりスパイスも効いていてちゃんとビリヤニなんですよね。おもしろいです。


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3. カレーパンも人気!壺焼きカレーの老舗名店「ビストロ喜楽亭」

新しいお店が続々登場する一方で、昔ながらのお店も健在です。こちらは1986年創業、壺焼きカレーの老舗人気店。かつてお台場の埋め立てが完了した際にはヴィーナスフォートに支店を出し、お台場名物としても愛されましたが、本店はこちらです。

洋食の流れを組むカレーは、ライスとは別にアッツアツの壺焼きで提供。ライス側にはカツやハンバーグなどがトッピングできるとあって、昔も今も老若男女に愛されています。

チキンカツかれー

1,485円(税込)

ザクザク肉厚な衣のジャンボチキンカツ、その上にはチェダーチーズがとろーり。とってもアメリカンな仕立てです。アッツアツの壺焼きカレーとの相性はもちろんバッチリ。

サラサラの欧風とも言えるカレーは辛さが「普通」「中辛」「辛口」と選べるのですが、「中辛」で他店の辛口レベル。「辛口」になると結構な激辛になります。

この店がオープンした80年代は激辛ブームだったんです。老舗だからあんまり辛くないだろうなぁ、なんて先入観は捨ててくださいね。

かれーぱん

280円(税込)

「喜楽亭といえばカレーパン」と覚えている人も多いほど、この店のカレーパンは有名。お台場にお店があった頃はお台場名物として人気でした。

人気の秘密はボリューミーなカレーの量。壺焼きの「壺」が「パン」に変わったかのようなリッチさです。「普通」「辛口」の2種があり「普通」はかなり辛さ控えめ。スパイシーさを求めるなら「辛口」がおすすめです。

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