無印良品の新作おやつ「柿チップ」。SNSには「見た瞬間カゴに入れた」「地味だけどおいしい」の声

無印良品の新作おやつ「柿チップ」。SNSには「見た瞬間カゴに入れた」「地味だけどおいしい」の声

無印良品から秋の新商品「柿チップ」が発売されました。国産の柿を皮ごと薄くスライスし、低温の油でじっくり揚げた柿チップ。生で食べることが多い柿の素材の旨みをぎゅっと濃縮した、からだにやさしい新感覚の素朴系おやつです。

無印良品で新作「柿チップ」を発見!

価格:250円(税込)

バナナやりんご、キウイなど、おやつとしても重宝するフルーツチップ。無印良品でもりんごチップが販売されていますが、この度秋の新作として「柿チップ」が仲間入りしました。

国産の皮ごと薄くスライスし、低温の油でじっくりと揚げた柿チップ。柿といえばそのまま食べるほかスイーツや料理に使われることもありますが、チップにするのは珍しいのではないでしょうか。Twitterには「見た瞬間カゴに入れた」「地味だけど意外においしい」などのコメントがありました。

原材料は、柿(国産)、植物油、水飴、トレハロースの4つだけ。余計なものは使わず、柿本来のおいしさを活かしたお菓子ということが伝わってきますね。

株式会社モミの木が製造しています。

見た目はりんごチップス、味は……

パッとみた感じは、ほぼほぼりんごチップス。皮が薄いりんごで作ったのかな〜と思うくらいにりんごチップスのビジュアルと酷似しています。少なくとも柿の鮮やかなオレンジ色は見る影もありません。

香りはほかの果物や野菜チップスと同じ、軽い揚げ油の香り。もたれるような香りはしないので食べやすそうです。

写真ではパリパリ感が伝わりにくいのですが、ご覧のようにパリン!と割れる軽やか食感。油っぽさもそこまで感じず、心地よい食べ食感です。

味はといえば、りんごチップから酸味をすべて引いたような味。食感、味、風味もりんごチップよりやや控えめではありますが、ほぼりんごチップのそれです。乾燥させたことで柿の味が強くなっているかといえばそうでもなく、遠くの方にうっすら柿の風味がある程度、どこまでも控えめです。

よくいえば酸味控えめ、悪くいえばぼんやりとした味わい。酸味強めなフルーツ好きの筆者的にはやや物足りなさを感じましたが、食べ進むにつれて舌が研ぎ澄まされたのか、 “柿のおいしさの向こう側” 的においしく感じてくるのが不思議です。

そもそも生の柿も甘みがあり酸味が少なく、素朴な味の果物ですもんね。激旨!至福の!といった感動はありませんが、柿本来の滋味深さが生かされていると考えれば合点がいきます。乾燥させることで柿独特の青臭さが抜けて食べやすくなった印象です。

かなり控えめな味なので、ドリンクを合わせるならシンプルな紅茶やほうじ茶がおすすめ。コーヒーでは主張が強すぎて、柿チップの味が負けてしまいそうだと感じました。 特徴

パリパリ食感で軽い食べ心地

酸味控えめのりんごチップ風

紅茶やほうじ茶と好相性

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