「耐えなきゃ…」緊急避妊薬の処方で婦人科へ。内診のため、あの台に乗ることになり…

「耐えなきゃ…」緊急避妊薬の処方で婦人科へ。内診のため、あの台に乗ることになり…

緊急避妊薬(=アフターピル)は、避妊せずに性交渉した場合や、男性用の避妊具(コンドーム)が破けるなどした場合に、事後で女性が服用する薬です。避妊確率は100%ではありませんし、副作用など女性の体の負担も大きいので、アフターピルは飲まなくて済むように備えることが一番。しかし、望まない妊娠をして中絶手術をすることを考えると……飲まざるを得ないケースもあります。


今回ご紹介するのは、看護学生だったまにみさんのケース。ある日の夜、流れで彼にコンドームをつけてあげたのですが、実は使い方をよくわからないまま装着しました。するとその直後、コンドームが破けていたことが判明。「膨らませてからつけた」と彼に言うと、間違ったつけ方だと彼に言われ、焦ったまにみさん。自分のせいで避妊に失敗してしまったと、ひとり婦人科を訪ね、緊急避妊薬を処方してもらうことにしたのです。



「自分のせいでコンドームが破れてしまった」と焦る彼女は、アフターピルを処方してもらえる婦人科を探し、1人で受診しました。婦人科では内診を受けることになり、診察台へ……。婦人科の内診は決して気持ちのいいものではありませんが、「これも自分が犯したミスだから」と耐えます。診察の結果、排卵は近くなさそうだから妊娠の可能性は低いと言われましたが、どうしても不安の拭えない彼女は、緊急避妊薬(アフターピル)を処方してもらうことにしたのです。


今回の件は、彼女が使い方をよく知らずにコンドームを装着したせいで破損してしまったのかもしれませんが、そもそもコンドームは性感染症予防には有効と言われているものの、避妊においては失敗がないとは言えません。避妊のためには、女性が主体となって避妊できる、ピルの服用や避妊リングとも呼ばれるIUD(子宮内避妊具)の使用のほうが、男性用の避妊具よりも失敗が少なく、避妊効果が高いと言われています。


原案/まにみ
作画/小出ちゃこ
監修/助産師REIKO


ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


ムーンカレンダーサイトはこちら!
イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ

漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。

関連記事:

配信元

ベビーカレンダー ロゴ
ベビーカレンダー
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。