<妊娠したら癌になった>「3日後に治療を始めます」ついに入院生活スタート。医師によると…

<妊娠したら癌になった>「3日後に治療を始めます」ついに入院生活スタート。医師によると…

ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。


前の話。


【前回のあらすじ】個人クリニックにて、胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)との診断を受けた、月野ねこさん。その後、大学病院に転院して精密検査を受けたところ、胞状奇胎から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になったことが判明。藤原という名の女性医師に指示を受け、大学病院に入院して抗がん剤治療を始めることになったのですが……。


※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。
※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。


※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。

入院初日





※メトトレキセート(メトトレキサート)は、がん細胞の増殖を抑える抗がん剤。絨毛がん・侵入奇胎などの絨毛性疾患のほか、白血病などの治療にも用いられる。




金曜日に入院し、3日後の月曜日から抗がん剤治療を始めることになった、ねこさん。


入院してすぐ、医師から抗がん剤の説明が書かれた冊子を渡され、今回使用するメトトレキサートの説明を受けました。わかってはいたものの、抗がん剤の副作用の多さを改めて知ったねこさんは、不安になってしまったそうです。


入院後のスケジュールは、まず入院当日の金曜日に採血やレントゲンなどの入院時検査を済ませ、土曜日〜日曜日は、これから始まる抗がん剤治療に向けた休養日となりました。そして、週明けの月曜日から金曜日までの5日間で、毎日少量ずつ抗がん剤の投与をおこなうのだとか。


同室となったほかの3人の患者さんはみないい人たちそうで、入院生活に関しては安心できたねこさん。しかし、これから始まる抗がん剤治療に対しては、「頑張るしかない」と前向きな気持ちもあるものの、「ちゃんと効果が出るのかな」「副作用がひどかったらどうしよう」と、不安もかなり大きかったそうです。


監修/助産師 REIKO


前のお話:「…抗がん剤を使うんですか?」涙をこらえながら医師に質問すると… #妊娠したら癌になった話 8

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著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ

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