郵便局の「交換手数料」が4月から一部値上げ!?「年賀はがき」の余りは早めに交換しよう!

1月も半ばを過ぎ、お正月ムードは落ち着いても、年賀状の整理が終わっていないという人も多いのではないでしょうか。書き損じたり、印刷ミスをしたり、はたまた多めに買いすぎて余ったりなど、処分に困る年賀はがきもありますよね。
 
そういったものは、まとめて郵便局に持ち込むのがおすすめ。本記事では、その交換方法について詳しく解説します。

年賀はがきは、手数料を払えば普通のはがきや切手などに交換OK!

書き損じや余った年賀はがきは、郵便局の窓口に持ち込めば交換が可能です。所定の手数料はかかりますが、そのまま処分してしまうよりもずっとおトクです。交換できるものの例を一部を確認しましょう。

 

●年賀はがき→年賀はがき(当年度発行のもの、かつ販売期間中に限る)、普通切手、郵便はがき、郵便書簡、レターパック封筒など特定封筒

 

●郵便はがき→普通切手、郵便はがき、郵便書簡、レターパック封筒など特定封筒

 

●普通切手→普通切手、郵便はがき、郵便書簡、レターパック封筒など特定封筒

 

昨年度以前に発行された年賀はがきも交換可能なので、この際まとめて持ち込むのもよさそうです。

 

「交換といっても普段はがきを出すこともあまりないしどうしよう」と悩んでしまう場合は、切手に交換するのもいいでしょう。例えばゆうパックなどを出すときの支払いに切手を使用することもできるため、いざというときに出番がありそうです。

 

物価上昇の影響がここにも? 書き損じはがきの交換手数料が一部値上がりに

交換に手数料がかかるというと、ちょっと身構えてしまうという人もいるかもしれませんね。もちろん元の金額を上回ることはないためご安心を。現在の交換手数料は以下のとおりです。

 

【交換手数料】

・郵便切手・通常はがき:1枚につき5円

・往復はがき・郵便書簡:1枚につき10円

・特定封筒(レターパック封筒・スマートレター封筒):1枚につき42円

・10円未満の郵便切手や郵便はがき:合計額の半額

 

年賀はがきも、上記の通常はがきに含まれます。書き損じても捨ててしまわず、交換したほうが節約になりますね。

 

ただこの手数料、2023年4月1日から一部値上がりするという発表がありました。

 

【改定後の交換手数料(1回あたりの交換請求枚数が100枚以上の場合)】

・郵便切手・通常はがき:1枚につき 10円

・往復はがき・郵便書簡:1枚につき 20円

・特定封筒(レターパック封筒・スマートレター封筒):1枚につき 60円

・10円未満の郵便切手や郵便はがき:10円

 

適用されるのは、1回あたりの交換持ち込みの総数が100枚を超える場合です。何年も前からの書き損じや余った年賀はがきをそのまま放置しているという人は、手数料が上がる前に交換したほうがよさそうですね。ちなみに、服喪のために利用できなくなった年賀はがきについては、従来どおり無料で交換ができるとのこと。

 

ここ数年で、はがきの値段も上昇しているのが事実。手数料が値上げされる直接の理由はわかりませんが、さまざまなモノが値上がりするなかでの改定となりました。年賀状の整理とともに、書き損じや余った年賀はがきは今のうちにまとめて交換しておくのもよいでしょう。

 

出典

日本郵便株式会社 書き損じはがき・切手の交換

日本郵便株式会社 主な手数料

日本郵便株式会社 郵便切手類の交換手数料の一部改定など

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

 

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