「あなたの夢は何ですか?」子どもに気づかされる大切なこと

第307回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
あなたは夢を持っていますか? それはどんな夢ですか? 結婚して旦那さんができ、出産を経験してママになる。「家族のことで精一杯」「今さら夢なんて…」そう思っているママはきっと多いはず。しかし、諦めるのはまだ早いのかもしれません。

「あなたの夢は何ですか?」子どもに気づかされる大切なこと

●ある相談室から、もう一度夢が始まる

仕事や家事、育児にと毎日忙しい日々を送る女性たち。そんな頑張る女性たちが訪れる、とある相談室があります。その相談室で行われるカウンセリングは、一風変わったユニークなもの。

カウンセラーがはじめに聞くのは、「子どもの頃の夢は何ですか?」という質問。それぞれの女性が、「テニス選手」「ピアノの先生」「歌手」など、子どもの頃の夢を答えていきます。次に「今の夢は何ですか?」と聞かれると…? みんな黙り込んでしまいます。

子どもの頃は夢を持っていたのに、大人になると夢を持たなくなる。その理由は、「どうせ叶うわけない」「大人だから」というネガティブなものばかり。しかしその後も続く、ユニークな質問に答えていくうちに、女性たちの考え方が変わっていきます。

●仕掛け人はまさかの…?

相談室に訪れた女性たちは、カウンセラーを相手に話していると思っています。しかし、カウンセラーの耳にはイヤホンが。じつは、カウンセラーはある人物の指示通りに会話していたのです。

その“ある人物”とは、子どもたち。子どもの頃は夢を持っていたのに、大人になったら夢を諦めてしまう女性たちの言葉は、無邪気な子どもたちにはまったく理解できません。「絶対叶うわけない」と言う女性に対し、「なんでわざわざそんなことを思わないといけないの?」と言ったり、「もっと大きい声で!」と夢を口に出させたり。大人になると、なかなか言ってもらえないような言葉をかけられた女性たちは、心動かされるのです。

●運命を変える動画

この動画は、スキンケアブランドの「SK-Ⅱ」が公開したもの。「SK-Ⅱ」のブランド理念である、「change destiny(運命を変える)」というコンセプトのもと、「もう一度夢見よう」と、この動画を使ったキャンペーンを実施したそうです。

“大人だから”という勝手な思い込みで、夢を諦めてしまう人は多いでしょう。しかし、子どもたちの言葉を聞いて、自分のなかで何か変わったという人もいるのでは? 子どもの頃の無邪気な気持ちを思い出させてくれる、素敵な動画ですね。
(文・明日陽樹/考務店)

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