寒波到来!水道管の凍結防止の方法は?万が一凍結したらどうすればいい?

寒波到来!水道管の凍結防止の方法は?万が一凍結したらどうすればいい?

寒波の到来で各地で防寒対策が呼びかけられています。ママリでも「水道管の凍結防止ってどうすればいいの?」という質問が見られました。寒い地方に暮らしている方にとっては毎年のこと、という場合もあると思いますが、普段水道管が凍結するケースの少ない地域だと、水道管の凍結防止の方法を知らないこともありますよね。今回は寒波に備え、水道管の凍結防止についてご紹介します。

寒波到来!水道管の凍結対策ってどうすればいい?

水道管の凍結を気をつけるようにと

市のTwitterで流れてました😱

大阪ですが、そんなこと気にしたこともなくて

どうしたらいいのかわからないんです😭

天気予報ではこんな感じなので水曜日がやばいのかな?

って思ってるんですが

-5度なんて滅多に出ないので怖いです😭

出典:
qa.mamari.jp

水道管の凍結防止方法は?

各水道局から出ている情報では、水道管の凍結が予想されそうな時は「水抜き」をすると良いと書かれています。

北海道幌延町「水道の凍結を防ぐために」は以下のように注意喚起しています。

“【水を抜くとき】

(1)蛇口を閉める。

(2)水抜栓(元栓)を『止』の方向に操作する。

(3)蛇口をいっぱいに開ける。

(4)空気入れ蛇口がある場は、そちらもいっぱいに開ける。

(5)しばらくしてから蛇口と空気入れ蛇口を閉める。

【水を出すとき】

(1)蛇口と空気入れ蛇口が閉まっていることを確認する。

(2)水抜栓(元栓)を『出』の方向に操作する。

(3)蛇口をゆっくり開ける。”

「水抜き」は手順を追って正しく行いましょう。万が一トラブルが起きた場合は専門業者に相談してください。

今すぐ何か対策をしないと!という場合は、水道から少しだけ水を出しっぱなしにしておくという方法もあるようです。積水工業株式会社の「水道管の凍結防止と対処法について」では次のように記載しています。

”凍結防止帯を利用したり、水を一晩中出しっぱなしにしたりして水温が下がらないようにしておくと、水道管の凍結を予防できます。”

ただこの方法は、水資源の問題もありますから、緊急時だけにとどめておいた方が良いでしょう。

そもそも水道が凍結するってどういうこと?

水道管が凍結するのは、「水道管の中に残っている水が凍ってしまう」ことで起こります。水道は蛇口を止めていても、水道管の中には水が残っている状態なので、この水を水道管から抜いておかなければ、強烈な寒波の際などに残った水が凍結してしまうんですね。

水は凍ると膨張するので、水道管の中の水が凍結してしまうと水道管を破裂させてしまう恐れがあります。このため、水道管に残る水を抜いて、空気を入れておく…つまり「水抜き」をしておくことで水道管の凍結を防がなければいけないのですね。

水抜き栓の場所がわからない時は建築業者や管理会社に問い合わせを

水抜きをしよう!と思っても普段水抜き作業をすることがなければ「わが家の水抜き栓はどこ?」となる場合もあるのでしょう。間違った個所を不必要に触ってしまうとトラブルの原因にもなりかねないので、水抜き栓が分からない場合は、戸建てなら建築時の図面を確認したり、家を建てた建築業者などに問い合わせましょう。

またアパートやマンション、貸家で水抜き栓の場所が不明の場合は、管理人や管理会社へ問い合わせてください。

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