長崎市が、市内の清掃活動の様子を可視化するピリカ自治体版「見える化ページ」を導入

長崎県長崎市と、科学技術の力であらゆる環境問題を克服することを目指すピリカは、長崎の環境美化活動促進をめざして、ピリカ自治体版見える化ページ「~ごみひろい まちもこころも うつくしく~みんなできれいながさき」の運用を1月23日(月)よりスタートした。この「見える化ページ」は、九州地方での初の導入となる。

ごみ拾い促進プラットフォーム「ピリカ」

ピリカは、科学技術の力であらゆる環境問題を解決することを目指し、2011年に大学の研究室で非公式のプロジェクトとして始まり、同年に法人化した、ごみ拾い促進プラットフォーム。様々な環境問題の中でまず第一歩目としてごみ(特にプラスチック)の自然界流出問題に注力している。

ごみ拾いSNS「ピリカ」は2011年にリリースされ、現在116の国と地域から累計2.8億個(※)のごみが拾われている。累計ありがとう数は約1,500万、ごみ拾い活動を通じて多くのコミュニケーションが生まれている。また、自治体や企業による清掃活動の可視化と促進を目指す「見える化ページ」等の導入も拡大している。

日頃の清掃活動を投稿し、情報発信

今回長崎市が導入した見える化ページは、長崎市内でのごみ拾いSNS「ピリカ」を活用した清掃活動を可視化するもので、市内での活動を効率的かつ定量的に把握できる。長崎市はこのデータを活用し、清掃活動のエリアの状況把握や、支援の方法を検討活用していくという。

また、ごみ拾いSNS「ピリカ」の特性を活かした双方向での情報発信により、住民が、他の活動を知ることで、更なる交流などが生まれ、楽しい清掃活動の輪が広がることで、環境美化活動全体の活性化を目指している。

長崎市・環境部廃棄物対策課の課長、東亮氏は、“日頃の清掃活動を投稿していただき情報発信するとともに、他の皆さんの投稿をご覧になってSNSピリカを使い交流するなど、長崎市全体での環境美化の活動の輪が広がっていくことを期待しています。”とコメントしている。

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