知られざる激戦区・目黒で食べるべきカレー13店!マニアおすすめの名店

知られざる激戦区・目黒で食べるべきカレー13店!マニアおすすめの名店

この記事では、東京・目黒でおすすめしたいカレー店を紹介します。名店のカレーうどんやスパイスカレー、ネパールやインドネシアなどの現地カレー&ナンまでを厳選。国内外3,000軒以上のカレー店を渡り歩くマニア・カレー細胞が惚れた至高のひと皿をお届けします。【カレー最前線 #27】

4. 居心地最高!駅近の隠れ家ネパール「マーダル」

実は2000年ころからネパール料理店密集地帯だった目黒。そんななか、唯一日本人シェフのお店として人気を集めるのが「MADAL(マーダル)」です。お店は駅からすぐなのですが、雑居ビルの上のほうにあるまさに隠れ家ダイニング。今年で創業四半世紀になる老舗です。

インド料理とネパール料理の食べて欲しいものを分け隔てなくそろえ、油控えめで誰もがおいしいと思える味に調律した独自の料理世界は、東京唯一の心地よさ。冬にはネパール式の鍋料理「ギャコック」もおすすめですよ。

マーダルセット

2,000円(税込)

1〜2名で訪問したお客限定で、おすすめ料理を盛り合わせたセットプレートがオーダーできます。プレートの内容は「バターチキン」「アルコアチャールサラダ」「パパド」「パロタ」「揚げモモ」「タンドリーチキン」「羊肉のチョエラ」。

「バターチキン」は玉ねぎたっぷり&クリーム控えめで爽やか、よくあるちょっと重たいバターチキンとはまったくの別物です。「タンドリーチキン」はふくよかジューシー。ネパールのスパイスマリネ「チョエラ」はしっかりとした羊の旨味が。

プレートの中央にあるのは「パロタ」。インドのデニッシュパンですが、油を極力落としてクッシャリ&パリッとした食感はこの店ならでは。ビストロで出てくるおいしいパンのように、つまんだり、いろんな料理につけたりして楽しめます。一品一品に丁寧な気配りが感じられ、やさしい気分で満たされるセットプレートです。


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5. ネパール山岳民族タカリー族の激旨カレー「ラクシュミー」

2005年にオープンした人気のインド・ネパール料理店ですが、注目すべきはネパール料理。実はここ、料理がおいしいことで知られるネパールの山岳民族・タカリー族の料理をいち早く東京に紹介したお店なのですから。

かといって「入りづらいのでは?」と身構える必要はありません。ランチタイムは近隣のビジネスマンでいつも大賑わい。秋には「目黒のさんまカレー」を出し、地元愛も強い繁盛店なのです。

ランチダルバート(ドリンク付き)

1,100円(税込)

ランチタイムにいただける、ネパール・タカリー族のカレー定食。ダルバートの「ダル」は豆、「バート」はごはんという意味で、その名の通りダル(豆)スープとごはんにいくつかのおかずとカレーがセットになっています。

カレーはチキンか野菜か選択可(写真はチキン)。ダルスープは4種の豆のミックスで、ネパール特有のジンブーというスパイスでスモーキーな味わい。その旨味にごはんがもりもり進みます。ちなみにごはんはおかわりOK。筆者は10年以上ぶりにここのダルバートを食べたのですが、ホントおいしい。全部おいしい!改めてタカリー料理のうまさにびっくりしました。

ディナータイムには「アマのダルバート」という名で、品数多めになっての提供。そちらも要チェックですよ。


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