妊活中の予防接種&感染症予防ガイド

妊活中の予防接種&感染症予防ガイド

妊活中に感染症にかかると不妊につながったり、お腹の赤ちゃんへのリスクが高まったり、妊娠が継続できなくなったりする可能性があります。抗体検査というとハードルが高いような気もしますが、妊活は自分の体の状態を知っておくことが重 […]

インフルエンザの予防接種は毎年忘れずに受けましょう

妊娠中にインフルエンザにかかると、胎児に統合失調症が増えるというデータ(※1※2)があることと、高熱により胎児の神経発達に影響を及ぼす可能性もあることから、国際的にもインフルエンザワクチンの接種は推奨されています。

インフルエンザワクチンは胎児への影響がないため、妊娠中の人、妊娠を予定している人、どちらも接種できます。また、不活化ワクチンなので、接種後すぐに妊娠しても大丈夫です。

※1 出典 Psychol Med.2013 Feb;43(2):239-57
※2 出典 Dev Neurobiol.2012 Oct;72(10):1272-6

性感染症も定期的にチェック

忘れずにチェックしておきたいのが、性感染症の検査。何か異変を感じないと病院に行かないという人は多いですが、性感染症は自覚症状がないまま放置すると不妊の原因になることも。「前に1度検査して陰性だったから」「私が性感染症になるはずはない」と思い込まずに、1年に1度はチェックしたいものです。パートナーから感染したり、男性不妊につながったりするものもあるので、一緒に検査を受けることをおすすめします。

クラミジア

日本で最も多い感染症。自覚症状がほとんどなく、クラミジア菌がお腹の中(腹腔内)に広がり、卵管を癒着させることも。卵管が極端に狭くなったりふさがったりすると、精子や受精卵が通れなくなるため、不妊の原因に。男性が感染すると男性不妊になることもあります。

淋病

淋菌がお腹の中(腹腔内)に広がって炎症を起こし、子宮内膜症を悪化させたり卵管を詰まらせたりし、不妊につながるリスクが高い感染症。女性は自覚症状がほとんどありませんが、男性は尿道から膿が出る、排尿時に痛む、といった症状があります。

HIV

AIDSを発症する前のHIVに感染した段階で発見すれば、治療の効果を高めることができます。HIVの主な感染経路は「性的感染」「血液感染」「母子感染」。妊娠中に受ける検査で感染を知るケースもあります。中でも心配なのは、子どもへの感染です。妊娠中から薬で治療をし、帝王切開することで多くの場合母子感染は避けられますが、大事な時期に不安にならないように調べておきましょう。

梅毒

男女共に自覚症状が出ても短期間でおさまってしまうため、何年にも渡って持ち続けることもある感染症。母子感染する確率が高く、胎児も治療を受けることになります。そうならないためにも、妊活を始める前にしっかりとチェックを。

その他、母子感染のリスクがある「B型肝炎」、不妊につながる可能性のある「膣トリコモナス(トリコモナス膣炎)」もまとめて検査しておくのがおすすめです。

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ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。
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