SixTONES・松村北斗は伸び代大! ベテラン声優が選ぶ、演技がうまいジャニーズベスト3


(Getty Images)

 映画やドラマに出演し、俳優としても活躍しているジャニーズタレントたち。中には、声優業に挑戦している者もおり、木村拓哉はかつてジブリ映画『ハウルの動く城』(2004年)のメインキャラクター・ハウル役を担当。岡田准一も『ゲド戦記』(06年)のアレン役、『コクリコ坂から』(11年)で風間俊役を演じている。

 また、風間俊介は、人気テレビアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』(テレビ東京系、00~04年)で主人公・武藤遊戯役を演じ、アニメファンの間でもおなじみの存在に。

 King&Prince・永瀬廉は、今年3月公開の『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』で、物語のキーパーソンとなるオリジナルキャラクター・ソーニャ役で声優デビューを果たすと発表されており、ファンの注目を集めているようだ。

 このように声優業界に足を踏み入れるジャニーズタレントが年々増える中、彼らの演技について、ある現役のベテラン声優は以下のように語る。

「顔を出して、表情や身振り手振りも混みで演技するのとは異なり、声だけで演じることは特殊な技術が必要です。そんな中、ジャニーズタレントは平均的に芝居の『勘が良い』人が多い。もちろん、プロの声優には劣りますが、彼らが本気で声優としての芝居の技術を身に付けたら、仕事を奪われる若手声優は大勢いるでしょう」(ベテラン声優)

 今回は、前出の現役ベテラン声優に、「アニメ作品での演技がうまいジャニーズタレント」3名をランキング形式で選出してもらった。1位に輝くのは果たして――。

第3位 SixTONES・松村北斗


さすが「アカデミー賞」受賞俳優(写真:サイゾーウーマン)

 昨年劇場公開された新海誠監督による映画『すずめの戸締まり』で声優に初挑戦したSixTONES・松村北斗が第3位に。2021年度後期放送のNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で、ヒロイン(上白石萌音)の夫・雉眞稔役を好演した松村は、22年7月期放送の連ドラ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)で、広瀬アリスの相手役にも抜てきされた。

 先日は、映画『ホリック xxxHOLiC』(22年)での演技が認められ、「第46回 日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞するなど、俳優として頭角を現している若手の一人だ。

「『すずめの戸締まり』で、物語の鍵を握る青年・草太を演じた松村は、声優としての経験がないこともあり、少々おぼつかない芝居でしたが、非常に伸び代が大きいと感じました。今後、実力のある声優に技術を学べば、どんどんうまくなると思います」(同)

第2位 Snow Man・佐久間大介


“アニメオタク兼声優兼アイドル”になる日も近い?(写真:サイゾーウーマン)

 第2位には、Snow Man・佐久間大介がランクイン。“アニメオタク”として知られる彼は、20年8月にテレビアニメ『ブラッククローバー』(テレビ東京系)にゲスト出演し、オリジナルキャラクター・マクサ役で声優に初挑戦した。

 その後、21年7月公開の劇場アニメ『白蛇:縁起』では、人気声優・三森すずことダブル主演。昨年7月からは、テレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード will+Dress』(テレビ東京系)に廻間ミチル役でレギュラー出演中と、声優として着々とステップアップしている印象だ。

「佐久間は日常的にアニメに触れているだけあって、声優たちの演技をよく分析しているのでしょう。芝居の勘、発声・滑舌もとても良かった。正直な感想をいうと、そこそこ活躍している若手声優よりも上手。昨年4月にスタートしたラジオ『Snow Man佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送)にも、人気声優がたびたびゲストとして出演していますし、これまでに共演した声優たちから、さまざまな刺激を受けているのかもしれませんね。今後、さらに経験を積んでいけば、すばらしい人材に育つと思います」(同)


アニメオタクからも、声優からも信頼が厚いとか、最強では?(写真:サイゾーウーマン)

 最も声優がうまいジャニーズタレントに選ばれたのは、佐久間にとって“オタクの師匠”でもあるKis-My-Ft2・宮田俊哉。声優デビュー作となった20年10月公開のアニメ映画『劇場版 BEM~BECOME HUMAN~』では、主人公の親友・バージェス役を演じるにあたり、基礎を一から学ぶべく自らプロの浪川大輔に師事した。

 また、今月29日に最終回を迎えた女児向けアニメ『デリシャスパーティ・プリキュア』(・はハートマーク、テレビ朝日系、以下『デパプリ』)では、菓彩ゆあん、みつきの一人2役を演じ、ネット上では「別人かと思った」「声優に混ざってもなんの違和感もない」と、アニメファンから絶賛されたことも記憶に新しい。

「声優経験のあるジャニーズタレントは、どの人も平均的にレベルが高いものの、佐久間と宮田は頭一つ抜けています。特に宮田は、声の演技を基礎から学んでいるだけあって上手ですね。『デパプリ』では双子の兄弟を見事に演じ分けたことで話題になりましたが、彼の素晴らしいところは、技術面はもちろん、『声優としての向上心』があるところ。これは宮田に限らず、ほとんどのジャニーズタレントに言えることですが、中でも宮田は非常に志が高く、丁寧に役と向き合い、研究し、その時に最高の芝居を披露してくれる。声優としての活動に本腰を入れたら、ポジションを奪われる声優は大勢いると思いますよ」(同)

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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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