話を逸らしたものの……
直接的に「言えない」と伝えると角が立つかと思い、私は話題を変えました。その日はそこで終わったのですが、なんとママ友は後日再び夫の給料の額を聞いてきたのです!
私は「誤魔化してもだめだな」と思い、ハッキリと「悪いけど言えない」と伝えました。聞くと、子どもの人数が同じだから夫の給料がいくらでどんな家計のやりくりをしているのか知りたかったそう。
しかし、給料を聞いたところで、食費などにかける金額も、家や車のローン残高も、夫婦の年齢も違ったところで参考にならないのでは? と淡々と伝えました。ママ友は納得したようで、それから夫の給料の金額を聞かれることはありませんでした。
答えたくない話題だったため1度は話を逸らしたのに、それを感じ取ってもらえなかったことに驚きました。ただ、「言いたくない」とハッキリ伝えないとわからない人もいるんだと学んだできごとでした。反対に自分も、デリケートな話題や人にとって聞かれたくない話題に踏み込まないように気を配ろうと思います。
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イラストレーター/山口がたこ
監修/助産師 松田玲子
著者:樋山ゆり菜
6歳男児、4歳女児の母。夫は不規則な勤務体制のためワンオペ育児多め。食べることが大好きで、地元・栃木県の食をメインとしたブログを運営しながら、飲食店にて接客のパートをしている。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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