セックスなしが条件だったのにレスで離婚を迫られた!そんなのアリ!?

セックスなしが条件だったのにレスで離婚を迫られた!そんなのアリ!?

結婚前に『セックスしない』と約束したのに、夫から『セックスレス』を理由に離婚を迫られた!そんなあなたのために、離婚請求は正当か、約束を破ったことに対し、慰謝料請求できるのかについて弁護士にお聞きしました。

結婚したいけど、年齢や体力的にセックスしたくない人も少なくないと思います。しかし、セックスレスが不倫や離婚の原因になってしまうことも少なくありません。

 

たとえ、結婚前に「セックスなしでいいよ」と約束しても、『セックスレス』を理由に離婚を突きつけてくるかもしれません。

 

「結婚したいけど、セックスはしたくない。」そんな方のために、この記事では、『セックスしないことを約束した場合、セックスレスを理由に離婚すること』について、プラム綜合法律事務所の梅澤弁護士に聞いてみました。

 

結婚前に『セックスしない』約束をしたのに、『セックスレス』を理由に離婚はできる?

梅澤弁護士:

裁判例では『婚姻は男女の精神的・肉体的結合であり、そこにおける性関係の重要性に鑑みれば、病気や老齢などの理由から性関係を重視しない当事者間の合意があるような特段の事情のない限り、婚姻後長年にわたり性交渉のないことは、原則として、婚姻を継続し難い重大な事由にあたる』と示しているものがあります。

 

そのことから、夫婦間に性的接触があることは『婚姻』における重要な要素の1つだと考えられています。

 

『性交渉をしない』という合意は、正当な理由がある場合(病気や老齢など)であればともかく、そうでない場合は婚姻関係の本質に反する合意になるでしょう。そのため、効力は否定される可能性が高いと考えます。

 

たとえ合意があったとしても、性交渉が一切ないことを理由に離婚請求が認められる余地はあるでしょう。

 

約束を反語にして離婚を迫られた場合慰謝料請求できる?

梅澤弁護士:

慰謝料はどのような場合にも請求できるわけではありません。不法行為が認められた場合のみ請求できます。不法行為とは、他人の権利・利益を故意または過失によって侵害した者が、相手の精神的な苦痛や損害に対して支払う金銭です。

 

この場合、そもそも約束の効力は認め難い場合が多いでしょう。そのため、不法行為に該当せず、これを理由とする慰謝料請求は難しいと思われます。

 

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