不倫を続ける4つのリスク
不倫を続けることで、以下のようなリスクを抱えることになります。
■1:家庭が崩壊する
不倫の事実が発覚したら、今まで家族で築いてきた夫婦間・親子間の信頼をすべて失うことになります。離婚に発展し、二度と配偶者や子供に会えなくなってしまう可能性もあるでしょう。
もし、離婚を回避できたとしても、仮面夫婦や家庭内別居・熟年離婚に発展する可能性がゼロではありません。
また、配偶者が精神的に弱ってしまったり、束縛が激しくなってしまったり、日常生活を送るのも難しくなってしまうこともあります。
■2:社会的信用がなくなる
もし、社内で不倫をして会社側に知られた場合、降格や左遷・減給といった処分を受ける可能性は非常に高いといえるでしょう。
最悪、退職を余儀なくされることもあります。会社に残れても、社会的な信用を取り戻すのは難しいですよね。周囲も困惑するでしょう。
■3:罪悪感をずっと抱える
不倫関係を続けていると少なからず罪悪感を持つでしょう。不倫相手と会った後も、今までと変わらない生活を家族としていかなければなりません。
また、夫婦関係が悪いわけではなく、勢いで不倫をした場合、罪悪感からどうしたらよいのかわからなくなってしまったり、精神的な負担になってしまったりする可能性があります。
■4:金銭的なリスクが大きい
不倫は慰謝料請求の原因になります。相場は100~300万円ですが、不倫の状況によって金額が高額になるでしょう。
金銭的にも負担が大きいですが、精神的にもつらいのではないでしょうか。
また、不倫相手にも高額な慰謝料を請求されることがあります。不倫相手がよほど収入の多い人ではない場合、好きな人を金銭的に苦しめることになるのです。
■5:加害者としての孤立
不倫は社会的なモラルに反した行為であるため、あなたを擁護し味方となってくれる人は少ないでしょう。そのため、不倫の加害者として孤立してしまうかもしれません。
また、社内で不倫をした場合、不倫関係を持った2人とも、もしくは片方が会社を辞める選択をしなければならない可能性もゼロではありません。
まとめ
不倫は周囲を裏切り傷つける行為です。不倫相手との別れはつらいかもしれませんが、不倫が違法行為ですべてを失う可能性があるということをしっかり自覚しましょう。
そのためにも『別れる』という強い決意が必要になります。もし、不倫相手とトラブルになってしまった場合は、被害が大きくなる前に弁護士に相談することをおすすめします。
配信: 離婚弁護士ナビ