●パパの加齢臭対策!
加齢臭は、“40代前後の男性”特有のものと思われがちですが、ニオイの強さに個人差はあるものの、男女関係なくあるのだとか。ニオイの強さの差を作るのは、普段の食生活。NGな食生活を以下にまとめます。
□加齢臭を増長する食生活は?
・動物性脂肪を多く含むもの
・インスタント食品
・肉
・脂っこいもの
食の欧米化とよく聞きますが、ファーストフードはもちろんNG。野菜や魚など、脂肪の少ない食事を心がけたほうがよさそうです。
●子どもを抱っこした時、「パパ臭い!」原因は?
気になるニオイは加齢臭だけではありませんよね。口臭や体臭も、注意したいところ。夏本番のいま、なおさら気になるのではないでしょうか。
ニオイの原因は、雑菌の繁殖。口臭や体臭は気に掛ける人が多いですが、意外と忘れがちなのは、頭皮です。髪や頭皮が臭いのは、雑菌が繁殖している証拠。シャンプーをきちんと洗い流す、早めに髪を乾かすなど簡単に対策できます。
また、お風呂に入るときには、あがる直前にカラダを洗うといいそう。湯船につかっている間も、汗はかいています。この汗をきちんと落としてからあがるとニオイ対策になります。
●加齢臭の発生しやすい場所を攻略
加齢臭予防のひとつとして、こまめに汗を拭くというものがあります。脂肪酸は、汗をかくと分泌されるのだそう。こめまに汗を拭きとることによって、酸化するのを未然に防ぐ方法です。とくに押さえておきたい場所はこちら。
□加齢臭が発生しやすい場所
・うなじ
・背中
・胸
・わきの下
上記の4カ所と、汗臭が発生しやすいとされる頭皮、耳(耳裏)を重点的にケアすると、効果アリ?
●使い方色々、“ミョウバン水”って?
みなさん、ミョウバン水をご存知でしょうか? ミョウバンの殺菌効果が話題になり、ニオイに悩む人たちに注目されています。なんでも、ミョウバンは水に溶けると酸性になり雑菌を分解し、繁殖を抑えてくれるのだそう。汗が出るのを抑える効果もあるそうで、この季節、汗っかきや営業職のパパにも嬉しい効果ですよね。
作り方はとても簡単。以下にまとめます。
□ミョウバン水の作り方
・準備するもの
1)空のペットボトル(500ml)
2)ミョウバン(20g)
3)水道水(500ml)
・作り方
1)ペットボトルにミョウバンと水道水を入れ、フタをしてよく振る
2)冷暗所に置いて、2~3日待つ
3)ミョウバンが溶けたら完成!(最初は白く濁っているので、透明になったらミョウバンが溶けたサイン)
冷蔵庫に入れておけば、1カ月ほど保存できるそうですが、肌に直接触れるものなので、なるべく早く使い切るようにしましょう。あせもやニキビにも効果があるそうなので、ニオイが気になるパパ、お肌が気になるママ、あせもがでやすい子ども、家族みんなで使えますね。ただし、肌に合わない場合は、すぐに使用を中止してください!
汗やニオイが気になるこの季節。香水などのいい香りをつける前に、まずはニオイを抑えることから。食生活改善や適度な運動は、ニオイ以外にも、健康効果が期待できそうです。
(文・明日陽樹/考務店)