こんにちは!1才5カ月の子どもとシンガポールで生活している鈴木ちなみです。たまひよオンラインではシンガポールで体験している子育てについて発信しています。
以前、持ち物に名前を書かなくていいシンガポールの保育園についてお話させていただきましたが今回はアプリで徹底管理されている保育園事情についてお話したいと思います。
タレント・モデルの鈴木ちなみさんは1才の子のママ。移住先のシンガポールから育児生活をリポートします。連載の第8回は「シンガポールの保育園」をテーマにお届けします。
朝お出かけして向かうところは、楽しいところ
実は年末年始を日本で過ごした後に、子どもの保育園を変更しました。というのも、以前通っていた保育園の他に、子どもを預けてみたい園があったのですが、その時には空きがなく通わせることができませんでした。年明けのタイミングで通えるか問い合わせたところ、枠に空きがあるといことで、思い切って編入させることにしました。
以前の保育園では、到着すると自ら歩いて教室に入っていき、バイバイしてくれる頼もしい姿を見せてくれていたので、編入初日は泣いたりしないか、新しい環境で楽しく過ごせるのか心配でした。
1日目は、おやつの終わったタイミングで迎えに行くと、先生から「問題ないから、明日からフルで預けていいからね〜!」と言っていただき、2日目からは、朝8時〜夕方5時までみてもらえることになりました。朝別れる時に、少し寂しそうな顔をしていたもの最初の数日だけで、すぐに慣れたように感じました。子どもの中で「朝お出かけして向かうところ(保育園)は、楽しいところ」という認識があるようで親としてはとても助かりました。
園とのやりとりはすべてアプリで管理
1つ目の保育園だけでなく、2つ目の保育園でも驚いたのが、入園すると園で指定されているアプリのダウンロードを勧められること。
アプリをダウンロードすると子どもの登園・退園時間、体温などを確認することができます。また、先生とのメッセージのやりとりもそこで完結します。クリスマスや旧正月のイベントに合わせて、先生がクラスの写真をスライドショーにした動画を作ってくれたり、週に1回は園で子どもがどんな様子なのか、今どんなことに取り組んでいるのかを写真で共有してもらえます。写真は、他の園児が写っていないわが子だけの写真が多いので、その辺りも配慮しているように感じます。
一番助かっているのは、1日のスケジュールをいつでも確認できることです。
「園でランチは魚だったから夜はお肉にしよう」とか「今日はうんちがしっかり出たな」「お昼寝も十分に取れているな」と、子どもの健康状態も把握できます。
あとは笑ってしまった話ですが、シンガポールの保育園では、朝ごはんも食べさせてくれるんですね。わが子はいつも家で朝食を食べているので、園での朝ごはんは必要ありませんが、スケジュール表に「8:40 breckfast:ALL」の文字が!朝ごはんを家でしっかり食べた上に、園でも完食しているじゃないですか!翌日先生に「朝ごはんは食べてきてるから要らないよ〜」としっかりお伝えしました笑
シンガポールは、ナニーさん(お手伝いさん)が子どもの送迎をすることも多く、誰が送迎したかもしっかり分かるようになっているので、働くママ・パパさんにとってはセキュリティの面でも安心感があります。
また、日本の保育園に甥を通わせていた妹が、毎日の様子を連絡帳に書いて園に持っていっていました。日々の子どもとの時間や成長を振り返るいい時間ではあるものの「ちょっと面倒臭そうだな〜」と思っていたのが正直なところだったので、その手間がかからないのは有り難かったです。
配信: たまひよONLINE