これからは「小銭貯金」より「電子マネー貯金」がおすすめ! メリットやポイントを解説

ひと昔前まではコツコツ貯金といえば「小銭貯金」が主流でした。しかし、せっかく貯めても銀行では硬貨両替が有料化の流れに。それによって、貯めた硬貨を銀行口座に入金したくても、入金額よりも取扱手数料の方が高くなってしまうケースすら出てきました。
 
そこで本記事では、現代のコツコツ貯金におすすめの電子マネー貯金について紹介します。電子マネーの使い勝手の良さを生かした方法ですので、特に支払いがキャッシュレス派の方はぜひ参考にしてください。

電子マネー貯金とは? そのメリットを解説

 

電子マネー貯金とは、その名のとおり貯金箱や銀行口座ではなくキャッシュレス決済用の電子マネー口座にお金を貯めていく方法です。この貯金法は以下のような方に向いています。

 

●貯金に苦手意識がある方

●家計簿をつけることに苦手意識がある方

●現金決済よりキャッシュレス決済をよく使う方

 

なぜこのような方におすすめなのか。それは、電子マネー貯金に次のようなメリットがあるからです。

 

●貯蓄額をいつでもリアルタイムで確認できる

●家計簿アプリと連携できるため記録作業が不要になる

●硬貨を持っている必要がなくなる

 

電子マネーの大きな特徴は、電子データによってお金の「見える化」が容易になることです。アプリでの残高確認やチャージ、家計簿アプリとの連携によって、お金の流れを確認しながらリアルタイムで操作できます。また取引の記録は漏れなく自動で残りますので、履歴を見返すにも便利です。

 

またそもそも現金決済を行わない人には、支払いも貯金もキャッシュレスに一本化することで、お金の流れがシンプルになり、より管理しやすくなるでしょう。

 

電子マネー貯金のポイント

思い立ったらすぐに始められる電子マネー貯金ですが、ただやみくもに電子マネーをチャージするだけでは、忘れたり飽きたりするなど、貯金が習慣化しない可能性が高まります。そこで電子マネー貯金を成功させるポイントを3つ紹介します。

 

●貯金のゴール設定を明確にする

●お金の流れを確認しやすい環境を整える

●貯金のルールを決める

 

以下で1つずつ詳しく見ていきましょう。

 

貯金のゴールを明確にする

まず、目的と期限のない貯金は成功しにくくなります。「とにかくお金を貯めたい」ではなく、お金の使い道と使いたい時期を明確にしましょう。例えば、「1年後の家族旅行用貯金」、「3年後に家電を買い替えるための貯金」など、分かりやすいゴール設定が大切です。

 

そうすることで必然的に毎月の貯金額の目安も割り出されるため、達成に向けた努力目標がより具体化できます。

 

お金の流れを確認しやすい環境を整える

貯金のハードルを上げてしまうのは、「面倒くさい」という気持ちです。その対策として、お金の流れの見える化はとことん自動化を進めると効果的です。

 

具体的には、家計簿アプリなどの自動連携機能が挙げられます。自動連携機能を使えば家計簿アプリがお金の流れを自動的に取得し、放っておくだけで家計簿が出来上がります。記録作業に労力を使わない分、貯金を殖やすこと自体に集中できますね。

 

また貯金の達成具合をいつでも確認できることで、やる気アップにもつながります。

 

貯金のルールを決める

貯金を失敗する人にありがちなのが、貯金をするタイミングを明確に決めていないケースです。お金があるときに貯金すると決めていても、目下の出費や支払いがあれば貯金の優先順位はついつい低くしてしまいがちです。

 

「貯金のルール」は、続けられるものが一番です。例えば、「給料日は必ず5000円チャージする」、「手作りお弁当を持参した日は500円チャージする」など、少しハードルが低く感じられるものがよいでしょう。コツコツと持続できて、貯金を楽しめるルールを作ってみてください。

 

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