生姜は冷凍保存が便利!使い方に合わせて正しい保存方法を解説!

体を温めたり、消化を助けたりなどの効果が期待できる「生姜」は、爽やかな香りと辛味で、さまざまな料理に活用できる野菜です。ところが、保存方法を知らず、あまった生姜が冷蔵庫の奥で干からびていたということも…。そこで今回は生姜の正しい冷蔵・冷凍保存方法や使い方について解説します。

生姜はキッチンペーパーに包み「冷蔵」する

熱帯アジア原産の生姜は、乾燥に弱いとされています。保存の際は、乾燥しないように注意しましょう。

キッチンペーパーで包みポリ袋に入れ野菜室へ

1~2週間で使い切る場合には、キッチンペーパーで包んだ生姜をポリ袋に入れて野菜室で保存しましょう。使用後は切り口をラップでしっかりと覆ってから再度キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。

生姜を保存するには、使い方に合わせて「冷凍」がおすすめ!

生姜をより手軽に長持ちさせたいなら冷凍保存がおすすめです。冷凍保存する場合には、生姜をよく洗い、あらかじめ千切りやみじん切り、薄切りなど用途別にカットします。

カットした生姜の冷凍方法

キッチンペーパーで水気をよく拭き取り、使う量ずつ小分けにしてラップに包み、冷凍用保存袋に入れます。この際、空気をしっかり抜いて密閉してから冷凍室に入れましょう。保存期間は約1~2カ月。使う際は解凍せずに凍ったまま加熱調理で使用するのがポイントです。

【カットした生姜の使い方】
煮物や鍋料理などに直接入れて使えるので重宝します。

すりおろした生姜の冷凍方法

すりおろした生姜はラップに包み平らにし、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて保存。使うときには、パキッと折って使いたい分だけ使用します。

【すりおろした生姜の使い方】
スープやソースなどに幅広く使えます。

冷凍生姜は調理に使いやすく、生姜の色・香り・辛味もキープできるため、生姜を最後までおいしく使い切ることができます。

生姜の絞り汁を冷凍する方法

生姜の絞り汁は冷凍保存しておくととても便利です。作り方はとても簡単。すりおろした生姜をガーゼに包み、抽出した生姜汁を製氷皿に少量ずつ入れて凍らせます。少量ずつ調理に加えられるので使い勝手もよく、簡単に料理の風味をアップさせることができます。

【生姜の絞り汁の使い方】
みそ汁やスープ、炒め物、酢の物など、さまざまな料理のアクセントになります。

※ 生姜液を作る際は、冷蔵庫の自動製氷用の製氷皿ではなく市販の製氷皿をお使いください。

しょうがの絞り汁【切るだけ冷凍(はやうま冷凍)】

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