冷凍ごはんをもっとおいしく食べるには?おすすめの保存方法や炊き方をご紹介

残りごはんを冷凍保存しておくと何かと便利ですし、まとめ炊きして冷凍すれば日々の炊飯の手間も減ります。でも、温めなおすとベタついたり、硬さが気になることはありませんか?冷凍ごはんをもっとおいしくしてくれる保存の際のひと手間や炊き方などをご紹介します。

冷凍ごはんは、おいしくないもの?

アンケート調査の結果、日常的にごはんを冷凍保存している人は44.5%にものぼりました。冷凍ごはんは、食卓でメジャーな存在といえそうです。

一方で、保存しておいたごはんが「おいしくない」と感じた人は、「いつも」と「時々」を合わせると、なんと55.1%という結果に。

せっかくの主食なのに「どうせ冷凍だから」と、おいしさをあきらめてしまうのはもったいない。冷凍保存や再加熱の際のちょっとした工夫や炊き方で、冷凍ごはんをもっとおいしくいただきましょう!

冷凍ごはんをおいしくする保存方法や再加熱のコツ

炊きたてを早いうちにラップで包む

ごはんに含まれる水分を逃さない、空気になるべく触れさせない。この2つが、ごはんのおいしさを保つコツ。また、炊飯器で保温する間に風味が損なわれていくので、冷凍保存すると決めたら炊きたてを早いうちに、ラップでピッチリ包みましょう。このとき、ごはんを押しつぶすと粒同士がくっついて、ベタつきの原因になります。包むときは力を入れすぎないように気をつけて。
ごはんを保存用の容器や袋に入れる場合は、押し込まないようにふんわりと入れて、満杯に。ふたとごはんの間に隙間をつくらないようにして、ごはんが空気に触れるのを防ぎましょう。

あら熱が取れたら、すぐに冷凍室へ

ごはんを冷凍室に入れる前には、あら熱取りを忘れずに。熱いまま入れると周りの食品が傷んでしまうので、人肌くらいになるまで冷まします。あら熱が取れた後もそのまま放置しておくと、ごはんが硬くなってしまうので、冷めたらすぐに冷凍室へ移動して、炊きたてのおいしさを閉じ込めましょう。

アルミトレイにのせて、すばやく冷凍

冷凍室に入れた後においしさを保つ秘訣は、すばやく凍らせて、ごはんに含まれる水分を逃さないこと。冷凍室に入れる際は、冷気が伝わりやすいアルミ製のトレイにのせて、できるだけ速いスピードで凍らせるのがおすすめです。

電子レンジでほどよく加熱して、すぐにほぐす

電子レンジで温めなおす際は、温めすぎにご注意を。アツアツになるまで加熱してしまうと、ごはんが硬くなってしまいます。また、温め終わったごはんは、すぐにほぐして蒸気を逃がし、水分のムラをなくします。そうすることで、ごはんのベタつきが防げます。

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